京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

夏のはがき絵

2007-08-31 22:08:58 | ギャラリー
この夏 IMO-TOから送られてきたはがき絵と栞のセレクト


夏はやっぱりかき氷
氷と書かれた旗を見るだけで汗 がス~
       
        
        海の涼風がすだれ越しに…
        お昼寝の環境ですね

           
           吹きガラスの風鈴
           チリンチリン涼やかな音


夏休みのおやつは冷た~くて美味しかったなあ
大きなヒマワリが見下ろす縁側にみんなで並んで食べたっけ

           
           子供の頃は夏はキライじゃなかった
           夏休み、蝉取り、金魚すくい
           楽しいこといっぱいあった


夏休みの宿題に読書感想文ていうのがあったよね
コレだけ栞があればいっぱい読めるね。

        
        ちょっと大人っぽいパターン。
        私はこの「せみしぐれ」が好き


夜に匂う

2007-08-29 23:07:48 | 季節のことば
毎夜、母の庭でヨルガオが甘い匂いを漂わせています。

        
        闇の中に白く浮かび上がるヨルガオの花。
        誰に見せようとして暗闇の中、こんな純白の美しい
        ベールをまとっているのだろうか


この頃は夕方の5時頃には花びらを開かせるようになった。
ヨルガオ:ヒルガオ科(なんか面白いネ)熱帯アメリカ原産
英名はムーンフラワー。もしかして月の恋人

        
        朝、しぼんだ姿を見るばかりで、なかなか羽を大きく
        広げたような咲き姿にお目にかかれなかったけれど…
        誰の目にも触れずに朝にはしぼんでしまう。
        勿体無いなあ


もう一つ、夜の花を
オシロイバナ:オシロイバナ科南米原産
別名夕化粧 英名は4時頃咲くからfour o’clock(4時)

        
        日本には江戸時代の初期に入ってきましたが
        今では半野生化しているようです。
        子供の頃、種を石でこすって、中の白い白粉を
        出して遊んだものです。誰の心にも懐かしい花
        なのではないでしょうか

        夜に咲く花は芳香を持つ花が多いけれど
          なかなかであうことが叶わない神秘の花。
          よくよく見るとなんて清らかで無垢なんでしょう
        

ホテルハイジのジャム

2007-08-28 21:48:23 | ちょっと立ち話
蓼科高原に行くと必ず寄るところがあります。

        
        ホテルハイジ。チロルのシャーレー風の可愛いホテル。
        泊まったのは2回だけ。でも季節のいい時は芝生の庭で、
        暑い時、寒い時はロビーでティーブレイクをとります。


ホテルオリジナルのジャム、特にブルーベリーが
気に入ってます 容器もおしゃれ

        
        ちょっと甘めだけど、ブルーベリーがいっぱいの
        コンクなジャムです


我が家ではヨーグルトにいれて食べるのが好きなのですが、
勿論パンにつけて食べるのも美味しい~
ミルクパン、抹茶ブレッチェン、プレッツェル自家製パンです。

他にストロベリーとラズベリーとオレンジマーマレードがあります。
  ハニージャムもできました。
  味もさることながら、可愛い容器と、ここに行かなければ買えない
  限定品であることがお気に入りの理由(取り寄せ可能)

ホテルハイジ


美瑛の丘

2007-08-27 23:03:28 | ちょっと立ち話
「二人の丘」-前田真三・晃の親子二人が追い求めた丘の写真集
 


北海道美瑛・上富良野に連なる丘陵の風景に魅せられて
30年間、巡る季節を追いかけて「夢のある風景」を撮り続けた

        
        左:父・前田真三「春のどか」右:息子・晃「早春樹影」


並べられた親子それぞれの丘の写真。それぞれを感じて欲しいと言う。

大好きな美瑛の丘。前田真三さんは以前からファンでした。
今年3月に講談社から出版。やっと求めてきました

写真の一枚一枚から美瑛の風が立ち、なんだか美瑛の丘を歩いて
いるような涼やかな気分になりました

と同時に懐かしい美瑛や富良野の丘が目に浮かんできます。

        
        2年前、富良野に宿を取り、美瑛の丘のあたりを
        行ったり来たり~


地図を片手に、「親子の木」「一人ぼっちの木」「ケンとメリーの木」…
と探し回ったのでした。これは「セブンスターの木」だったかな

        
        これは「クリスマスツリーの木」
        
「二人の丘」暑い日の清涼剤にお奨め


蜜蜂のダンス

2007-08-26 22:23:15 | ちょっと立ち話
車山高原にある蜂蜜屋さん「はちみつ蔵」に寄りました

        
        もとは静岡で養蜂業をしていたそうです。
        花を求めて蜜蜂を連れての移動がきつくなって
        車山高原に蔵造りのペンションを始めました。
        養蜂とハチミツに関する展示館を併設、静岡の
        信頼できる仲間のハチミツを販売しています。

        
        不思議だと思っていたことがあります。
        「蜂が集めてきた蜜が○○の花の蜜だとどうして
        わかるのですか?
        同じ巣の蜂は必ず同じ花の蜜を集めてくるのですか?」

        「初めに蜜を集めてきた蜂が巣に帰ってダンスを
        するんだよ。あそこに蜜があるよ知らせる。
        ボディランゲージなんだね。すると皆一斉に同じ花畑に
        飛んでいくんだ。」


へえ 「蜜蜂のダンス」を発見した学者はこれでノーベル賞を
貰ったんですって

        
        リンゴの花盛りにはリンゴ畑に蜜蜂の巣をおくと、
        リンゴの花のハチミツが採れるというわけ。だから花が
        終わると次の花を求めて移動しなければならないのです。


花が少なくなると、やっぱり一種類の花だけとはいかなくなる。
どんな花の蜜でも集めてくるので、そういうハチミツは
「百花」ということになるそうです

        
        「はちみつ蔵」では100円で、15種類位あるハチミツを
        お試しさせてくれます。
        一垂らしづつなめてみるのですが、いくつかなめているうちに
        喉の奥が妙に甘ったるくなって、判別しにくくなる。
        栗は渋く、蕎麦は臭みがあり、やっぱりアカシアやれんげ、
        ミカンなどがノーマル。

        リンゴは香りがよく、菩提樹は珍しいので選んでみました。
        桜も買ったのですがしてしまいました。
        桜はさっぱりした味でした

        「蜜蜂のダンス」を教えて貰って長年の疑問も解けすっきり。
        どんな小さな生き物もすごい技を持っているのですねえ
        

秋草

2007-08-25 22:33:41 | 季節のことば
吾木香(われもこう)すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ
                                     若山牧水

        
        野原にちりばめられた紅色のビーズ


オミナエシは金色に輝いてスポットライトみたい

        
        可憐なナデシコ
        ナデシコの語源は可愛いので「撫でた子」なんですよ。


フジバカマ。地味な花だけど、一面に咲いていると結構華やかです。

        
        金水引。バラ科なんですよお


マツムシソウが咲き出すと秋が来たって感じます。
なが~いくきをゆらゆら…なんとなく懐かしい

        
        イタドリの雌花。だったとは知りませんでした。
        少し紅をさしたような翼状の花びらがステキ


コスモス揺れて、軽やかさが秋風の証明みたい
   
        
        コスモスの定番は紅色&ピンクだけれど
        白も真っ青な秋空によく似合う

なにとなく君に待たるる心地して出でし花野の夕月夜かな  与謝野晶子
 
  花野は秋草の咲き乱れている野。夕月夜の秋の野には晶子ならずとも
  優しい詩情がかき立てられるでしょうね。


熱暑の東京を脱出

2007-08-24 23:18:19 | 小さな旅
明日も猛暑という予報を聞いて、夜中に突然高原に行こうということに

        
        蓼科から車山へ。
        日差しは強かったけれど、風の涼しいこと。
        高原では秋が始まっていました。


車山から霧が峰へ、ビーナスラインは360°のパノラマ。
繚乱の秋草が目を楽しませてくれました

        
        大好きなヤナギランが群生。
        抜けるような青空とぽっかり浮かんだ雲との
        コントラストが絵葉書のよう


ヤナギラン:アカバナ科
葉が柳に似て、花が蘭に似ているから名づけられた。

高原に群生する赤紫の花畑は華やかで壮観。

        
        八島湿原で一休み。広々と風が渡って気持ちいいこと。


花や草をカメラに収めながら、木道を歩いてきました。

        
        「風立ちぬ」の舞台、富士見高原を抜けて清里へ。
        また、清泉寮でソフトクリームを食べて日が沈んでから帰路へ。
        八ヶ岳高原大橋を渡って長坂ICから中央高速道に乗りました。

2週間前とは違っていました。確かな秋が来ています。
  空も空気も益々澄んで、熱中症になるかと思われた身も心も
  クールダウンしました。この風、持って帰りたかった…

  明日も東京は35度を越えるそうです


モミジアオイ

2007-08-23 23:33:30 | 季節のことば
このごろ見かけないような気がします。


出会いは突然、久しぶりでした。
余り歩いたことがない道で、塀越しにゆらゆらとたくさんの
華やかな姿に迎えられました
懐かしい感じがしました

        
        幼い頃の記憶の中にはもっとあちこちの庭に
        咲いていました。背も高く大きく広がるので
        このごろの庭には敬遠されているのかもしれません。

        モミジアオイ:アオイ科北アメリカ原産
        名前の由来は葉っぱがモミジのようだから


毎年たくましく蔓を巻きつけて、
同じ場所にはびこっているのはマルバルコウソウ
ショウリョウバッタが遊びに来ていました。

        
        マルバルコウソウ:ヒルガオ科熱帯アメリカ原産
        小さな花は朝顔のよう。江戸時代に日本に渡ってきたそうです。

        まだまだ猛暑。強烈な赤い花も可愛い花も夏の花は元気です
    

美味しい一服

2007-08-22 23:24:35 | 美味しい♪
うおがし銘茶といいます。


「美味しいお茶なのよ」といただいたのです。
包み紙を開けてわっ
「うおがし」というコンサバティブというか、
古風な名のイメージを見事裏切ってくれた袋です。
茶杓のスプーンまで付いて

        
        日本茶の袋らしからぬ可愛い、新しい絵。
        みんな笑顔で「こ・ん・に・ち・葉」だって


タイムリーにいただいてあったお菓子
金沢の創作菓子の店「うら田」の愛香菓(あいこうか)


        
        ほろほろと口の中で溶けるようなやさしい落雁のような…
        アーモンドとシナモンの香りが絡み合って洋と和が
        新しいハーモニーを作り出している、上品なお菓子。

        早速、うおがし銘茶を淹れて、愛香菓をいただきます。
        優雅で幸せなティタイムです
        

母の朝顔

2007-08-21 22:51:48 | ちょっと立ち話
母の庭では今、朝顔が咲き誇っています


縁と中心から筋状に白い模様が入る曜白。
これは赤紫の曜白。

        
        ブルーとピンクの曜白


一本の棹にすがる3色の曜白朝顔。
この棹が数本あるが、いつの間にかいろんな種類の朝顔が
植えられている

        
        去年、秋の終わりまで咲き続けたヘブンリーブルーが
        今年も次々花を付け始めた。

        ちょうど過渡期の母の庭で、ひときわ色めいている朝顔。
        やっぱり色とりどりは楽しい