京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

祝・十周年

2007-02-27 21:55:52 | ちょっと立ち話
ひいきにしている一軒家レストランが
今年十周年だそうです

         
         今日は客と料理人じゃなくてお友達として
         おしゃべりにきてくださいませんか
         とお呼ばれしました勿論OKで~す

  

  

いつものご近所フラワーショップ「リベラ」さんに
  お祝いの花束を作ってもらいました。
  華やかに、シックにがコンセプト。
  伺ったみんなのささやかな気持ちがたっぷり
  
  十周年おめでとうございます

         
         何種類の花が束ねられているのでしょう
         大人の可愛さです


         
         玄関にど~んと迎えの花・桃と白いストック
         いい香りです



               
こちらはテーブルの上に置かれた飾り花。ジュリアン色とりどり
ああ、こういう飾り方もあるのね参考になりました。

軽食とお茶を用意しておくわね
  そのつもりで伺ったら、なんのなんの立派なフルコース
  普段のお料理に比べたら軽食よとさらり。
  プロのシェフですものね
  楽しいおしゃべりも弾む美味しい軽食でした


うつわやさんの花あしらい・その2

2007-02-26 22:53:52 | ちょっと立ち話
花が好きで食べることが好きな器屋さん
店内のディスプレーに生けた花が今日ものテキでした。
(前回の花あしらいはこちら参考に)

        
        「これ、ホンモノですかあ?」
        「ウチでは、ニセモノは使っておりません」
        「シツレイいたしました」
         
        スプレー咲きのクリスマスローズだそうです。
        鉢が入り口横においてありました。


大ぶりのガラス花器に紫と白のクリスマスローズが
なんとぜいたくなこと。

        
        お土産に持っていったキヅタ
        展示台の下から草色の楕円ガラス鉢を出して生け、
        棚の高さを変えてすぐ飾ってくれた。
        取り合わせのすばらしさ、さすがです

器屋さんを出て、お天気もいいので歩きたくなりました。
  テクテクテクテク…


途中で、ヒイラギナンテンの垣根に出会いました

        
        よく見ると美しい花なんじゃありませんか
        じっくり見たのは初めて。今まで、気づかなかった…
        思わず、マクロで写してあげました

ヒイラギナンテン:メギ科台湾・中国・ヒマラヤ原産
  江戸時代に中国から伝わりました。トウナンテンともいいます。
  花も黒い実もナンテンとは全然違うのにネ

  歩いたおかげで、いい物見っけ 


ほれぼれ

2007-02-25 21:35:21 | ちょっと立ち話
「ほれぼれ」って茨城県産の冬採れ人参です。
この完熟人参をしぼった「冬しぼり」が届きました。

        
        IMO-TOはとても健康に気を使っていて、
        体にいいもの、しかも美味しいものを探しては
        取り寄せています(ANEと大違い
        「冬しぼり」人参ジュースもそのうちの一品で、
        年に一回の注文販売。すぐに売り切れるのだそうで
        早い時期に申し込んでおかなければならないとか。
        で、ANEの分も申し込んでくれるのですありがと


人参の臭みがまったくなくて、美味しい
野菜ジュースダメの私でもごくごく飲めてしまいます。

契約農家に栽培を委託し、完熟の採れたてをゆっくりしぼる。
完熟するまで冷たい土の中にいるので、甘みが深くなる。
レモンと梅を加えた自然の甘さなのだそうです

        
        一缶に人参2本分のしぼり汁がつめられています。
        いかにもβ-カロテンが豊富そう…
        血もきれいになることでしょうほれぼれ


サイネリア

2007-02-24 23:36:40 | ちょっと立ち話
隣駅前に花屋さんがオープン
オープニングセールの広告がはいったので偵察



目玉はサイネリアの大鉢                
昔は、サイネリアはアブラムシがすぐ付いてイヤだった
けれど、このごろは土にアブラムシ除けが入っているの
でしょうね。虫がつかなくなりましたね

        
        直径50センチくらいある
        これで¥500
        いろんな色が並んでいて目移りする


一番ノーマルな色だけれど、一番華やかだったので

        
        同じ色だけれど白が混じったのも可愛く、
        どっちにしようか悩んで2鉢お買い上げ
        悩むお値段じゃないっつうの


こっちはほとんど蕾なので、時間差で楽しめるかなと思って…

サイネリアキク科和名は富貴菊・富貴桜
  大西洋カナリア諸島原産正式名はシネラリアだが音が
  縁起が悪いので、一般的にサイネリアと呼ばれています。なるほど


自然流レストラン

2007-02-23 23:06:10 | 美味しい♪
ご近所に美味しいレストランがあるという友人に誘われて
自然素材にこだわったレストラン「ラ・テール」でランチ

        
        アンティ-クの赤いドアが目印

  
人参ムースのサラダ仕立てムースがふわふわ
自家製天然酵母を使い石窯で焼いたパン
無農薬キャベツとベーコンのスープ…別注文です

  
メインディシュ①肉は沖縄の豚・放牧で美味しい草をいっぱい食べて育ったアグー豚
メインディシュ②魚はメジナ・ブロッコリーと菜の花がふんだんに。まるで野原
フツーのコーヒー

        
        デザートはチョコレートケーキと
        ジャージー牛乳を使ったバニラアイス
        このアイスがとっても美味しかった

お店に入ってからふと気がつきました。
  このお店はPassyさんがチーズケーキを紹介なさっていたお店ではないかと
  食後、隣のケーキショップを覗いたら、ご紹介のチーズケーキが
  ちゃんとありましたよ。
  Passyさんのチーズケーキはこちら
  なんと偶然だったのでしょう。友人はここのワンプレートランチを
  時々食べにくるとのこと。軽くランチしたい時にお勧めだそうです


猫の日

2007-02-22 22:27:24 | 季節のことば
今日は2・22=ニャン・ニャン・ニャンで猫(=^・^=)の日

        
        この辺をネグラにしている(=^・^=)ちゃん
        ニャンと呼びかけたら、なんかすがるような目で
        振り向かれて…


向き直って、じっと見つめられてしまった。
逃げないところをみると、誰かに餌を貰っているのでしょう。
ごめんネ写真撮らせて貰っただけなの

        
        キャッカワイイ~
        思わず、これください
        そうか、(=^・^=)の日だからなのかあ


ちょっと食べにくいなあ
後ろからみればただのおいなりさん。美味しかったです。


はこべの花びら

2007-02-21 22:44:58 | 季節のことば
ハコベの花びらは5枚だったとは
睫毛のように沢山の花びらが付いていると思っていました。

        
        ほら、10枚に見えるでしょ
        でもほんとは、5枚の花びらの真ん中に深く
        切れ込みが入っているのだそうです。
        よくよく見ると花びらの根元は一つ、ウサギの耳の
        ように見えてカワイイ
        小さい時からよく目にしている花なのに、
        調べたことがなかったのネ。雑草だと思っていたし…


ハコベ:ナデシコ科
  学名はラテン語で星花の形が星に見えるから。
  英名は「チック・ウイード」鳥の餌という意味
  やっぱり、日本とおんなじだァ。ヒヨコグサという呼び名も
  あるそうですから


きっかけはこれ。花びらが少ないハコベだなあと思って。
ハコベにも種類があるのか、調べてみたのですが

        
        この花は切れ込みが少なくて、桜の花びらみたいな
        形をしている。
        やっぱりハコベなのかな

子供の頃、よく摘んで帰って飼っていたカナリアに食べさせた
  と言ったら、OTTO,オレはウサギに食べさせただって。
  ごめんネ、私、都会育ちで
  どっちにしても、懐かしいハコベです

カナリアの餌に束ねたるはこべかな  正岡子規

       

あかい椿

2007-02-20 21:27:21 | ちょっと立ち話
金子みすずの詩を思い出す椿に会いました

        

   郵便局の椿    金子みすず

 あかい椿が咲いてゐた
 郵便局がなつかしい

 いつもすがって雲を見た
 黒い御門がなつかしい

 ちひさな白い前かけに
 赤い椿をひろっては
 郵便さんに笑はれた
 いつかのあの日がなつかしい

 あかい椿は伐られたし
 黒い御門もこはされて

 ペンキの匂ふあたらしい
 郵便局がたちました



藪椿のような素朴な椿がやっぱりしっくりします。
懐かしさのせいでしょうね。

そうは言っても、椿は種類がいっぱいあって
色、形、眺めているとそれぞれにまた愉しませてくれるものです。

        
        
内緒話中学生か高校生の頃
 「あんこ椿は恋の花」という映画をなぜか見に行ったことがあるのです。
 若い若い竹脇無我さんがとってもステキだったのです
 あかい椿に惹かれるのはそのせいかも知れません
 -そう、いつかのあの日がなつかしい…



ボンジュール

2007-02-19 21:34:31 | 美味しい♪
鎌倉山のパン屋さんボンジュール
背守りを見て心がホットになったので、オナカも満足させないと


ガス灯風の灯りと看板は、ここはパリの郊外なんて思わせる。

        
        パンの焼ける匂いが漂って、つい釣り込まれてしまう…


フランスパンは塩気が少なくさっぱり味
ブドウパンはしっかり目がつんでいて美味しい
チョコレートとアプリコットのデニッシュは
すぐにその場でモグモグしちゃいました。

        
        ボンジュールなんだけど、アンパンが美味しい
        甘いけどさらりとした漉し餡が松の実入りパン生地と絶妙マッチ

大仏様の横を通って西鎌倉に抜けるこの鎌倉山道は桜のトンネル。
花の時期はボンジュールに立ち寄るのは至難の業になります。
今のうち



背守り

2007-02-18 22:25:36 | ギャラリー
背守りをご存知ですか?
昔、母親が子供の身を守るために背中に縫い付けたお守りです

鎌倉山のギャラリー招山に背守りを見にいってきました。

        
        藍染め作家の鳴海友子さんが
        背守りに魅せられて収集した背守りの付けられた着物



江戸時代の着物らしい。
黄八丈の背に付いているのは赤い絞り生地。こうもりなんだそうです。
こうもりは福を呼ぶとされていました。

        
        背紋という、刺繍をしたものもあります。
        いろいろな図柄を記した明治時代の背紋帳もありました。


この背守りは亀ですが、その下に背縫いのように青の糸で大きな目の縫い目が
あります。この縫い目が基本の背守りだそうで、1年分12目縫って、襟で
斜めに2~3目縫います。右に折れているのは女の子、左は男の子だそうです。

        
        房飾りのような背守り

母親の着物を子供用にリフォームした着物も沢山あり、
  それぞれの背守りに込められた母親の祈りがひしひしと感じられます。
  素朴であればあるほど、一針一針に込めた愛情が滲んでいるようです。

鳴海さんはこの背守りを現代に生かせないかと考えました。
  そして、藍で染めた子供用のTシャツの背中にオリジナルの背守りを
  縫い付けることにしたのだそうです。

母の愛の原点とも言うべき背守り、人間関係が寒々しい出来事が
  多い今、誰かの無事を祈るために背中にそっと縫い付けてみてもいいかな
  って思ったことでした。