京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

東フランスの旅―No.4 ストラスブール・プティットフランス

2011-10-31 22:20:33 | 
ストラスブールの旧市街の中にプティットフランスと呼ばれる人気スポットがあります。

        
        ここはお菓子のお店。

             
             この看板はレストラン。

        
        金のガチョウがおしゃれな看板は名物フォアグラのお店。


ケーキの型や陶器も日本では見かけない可愛いペインティング。
商品がディスプレー

        
        クグロフはアルザス地方の名物。カラフルなクグログ型が並んでいます。
        可愛いので欲しいナ、と持ち上げたら重ッ! 鉄製 持って帰れないよ~


ウインドウのまん中に並んでいるのがクグロフ。

        
           わ クリスマス


可愛いケーキやさん、おしゃれなレストラン、楽しそうな雑貨屋さんなどが並ぶ細道を
抜けていくと、プティット・フランスと呼ばれる地区の広場に出ます。

        
        旧市街の西の端、運河がいくつにも分岐している所で、かつては漁師町
        だったとか。ここは絵葉書用絶景スポット。
          

こちら側はイル川。張り出したテラスで食事をしたり、お茶を飲んだり、タイムスリップできそう。

        
        川から運河(カナル)に水上バスを通航させるために閘門(ロック)に
        船を入れます。           
        
        前後を扉で仕切った水面に船を入れ、前の扉を開けると運河の水が流れ込んで
        水位が運河と同じになったところで運河に船を進めます。これはスエズ運河と
        と同じ方式ですよネ。
        
        船が運河に入ると、前の橋が道に平行に旋廻して船が通って行きます。
        船が閘室に入って水位が上がって橋を通り抜けていくまで10分位でしょうか、
        見ているだけでも結構おもしろいものです。


アルザス特有の木組みの家が建ち並んで、おとぎの国みたい。

        
        右端の白い建物はレストラン&カフェ。寒かったのであったかいものを
        飲みたいと飛び込みました。

             
             窓から運河を眺めながら。う~ん、旅情!
             
        
        たっぷりのココア。あったまりました。

             
             ハロウインの飾りつけをしたレストラン。

        
        大きな南瓜!

             
             今日、31日はハロウインですね。
             旅に出る前にご近所で見かけたハロウイン飾り。
             さりげなくていいね。オマケ のUP。

ストラスブールの旧市街はイル川の中洲にあります。勿論ユネスコの世界遺産、
  1988年に登録されています。落ち着いたステキな街です。運河のある街っていいなあ
  (って、船は嫌いなのに。蛇足ながらみんながヴェネチアでよくゴンドラにに乗ったねぇ、
  と、今でも言われています

東フランスの旅―No.3 ストラスブール

2011-10-30 22:58:26 | 
ストラスブール…NHKの「街歩き」を見て憧れていました。

        
        ストラスブールに到着しました。川沿いの町並みがステキでバスの中から
        パチリ、パチリ…。


ストラスブールはドイツ語で「街道の街」という意味、ライン川西岸に位地する、ドイルとの
国境の街であり中世から交通の要所でした。ドイツ領になったり、フランス領になったり、
戦争で翻弄された街です。1944年以降はフランス領。ドイツ風とフランス風が
同居しています。
この川はライン川の支流のイル川。

        
        イル川を水上バスで観光することが出来ます。水上バスの発着所。

             
             
             ストラスブールのシンボルはストラスブール大聖堂。
             1176年に着工、1439年に完成と、建設に300年を
             要した。薔薇色の砂岩でできたゴシック様式の傑作である。
             地盤が弱いために片方にだけ作られた尖塔は142mの高さ。
             正面広場の端の端から撮っても大聖堂全体を一枚の写真に収める
             ことは難しい

        
        大聖堂のステンドガラスも12~15世紀の作。シックな色あい。

             
             大聖堂前からは、まるで参道のようにおみやげ物のショップや
             カフェ、レストランなどが軒を並べていて賑やか。

                      
             大聖堂前広場の一角カメルゼル邸。1571年に建てられた
             ルネッサンス洋式の建物。今はレストランになっています。
        
        
        カフェやおしゃれなショップの道を通ってテクテク……(あしたにつづく)
  

東フランスの旅―No.2 ナンシー

2011-10-28 23:18:28 | 
フランス東部、ロレーヌ地方の中心地・ナンシーへ。

        
        ナンシーはアール・ヌーボーの発祥の地。街中にアールヌーボー建築が
        点在しています。


中でも、スタニスラス広場はロココ建築の傑作に取り囲まれた街の中心。

        
        市庁舎から見た広場、スタニスラス公の銅像の背中側が見えます。
        

華麗な建物や門に囲まれた広場は花で覆われ、心癒される広場です。


        
         ワ、これは菊 鉢がアートのようにきれいに並べられています。
         18世紀の洋館に合わせると、菊もこんな風に飾るだァ

             
             大きな鉢に寄せ植えされた木や草、これはミニミニの林檎の
             ような実が鈴生り。
             
        
        この花壇は芝で五線を、花で音符 をかたどってありました。
        凝ってるぅ~

             
             淡いピンクの紫陽花が大きな寄せ植えの中でひと際可憐。

        
        観葉植物もアートだなあ。


松を中心に、臙脂色の鮮やかな葉と赤いランタナ、これぞアール・ヌーボー

広場は夜間、ライトアップされていました。写真はボケていましたが、目には素晴らしい夜景がしっかりと残っていています。

        
        東フランスの夜明けは遅く、日が昇るのは8時過ぎくらい。
        夕べかなり冷え込んで、朝のナンシーは霧が立ち昇ってきていました。
        一人のツアー客が、三年前まで住んでいた釧路を思い出すと言っていました。
        ナンシーに釧路の思い出が重なる…旅って素敵ネ        

東フランスの旅― No.1 ランス

2011-10-27 22:44:06 | 
東&北フランスを旅してきました。初めての街ばかり、立ち寄った街を順番にUPすることに。
まずは「ランス」

        
        ランスはパリから東北に130k、シャンパーニュ地方の中心的な都市。
        当然シャンパンの本場で、街の中にはあちこちにシャンパン専門店がありました。
        

フランスで活躍した日本人画家・藤田嗣治が壁画を描いたチャペルもある、美しい街。

        
        街の中心にそびえるノートルダム大聖堂はカトリックの大聖堂。ゴシック様式の
        重厚でいながら精緻。1991年にユネスコ世界遺産に認定されている。
        
              
              大聖堂の正面入り口。

  
  祭壇正面。フランスの国王クロヴィスが洗礼を受けたことから、
  歴代フランス国王の戴冠式が行われた。
  三枚のステンドグラスはドイツ軍に破壊され粉々になった後に
  シャガールの絵で作り変えられた。

                          
                          シャルル7世の戴冠式にはジャンヌ・ダルクも
                          参列していたという。
                          入り口内側のステンドグラス。

        
        正面広場には黒くなった莢をカチカチと揺らすサイカチの木が数本。

              
              この日は大聖堂で子供の特別な行事があるとかで
              先生に引率された子供達がグループごとに順番を
              待っていた。

              
              純真な子供の笑顔っていいね。

ランスには、このノートルダム大聖堂のほか、トー宮殿、サン・レミ教会、サン・レミ博物館と
  4つの世界遺産があります。歴史的にそんなに重要な街とは知らなかった…。
                  

綿摘む

2011-10-18 20:38:14 | 季節のことば
綿摘むや雲のさヽなみ空たかく   西島麦南

        
        「綿摘む」は綿花を摘み取ることで、今頃の季語です。
        綿摘みというと、「風と共に去りぬ」のワンシーンを思い出します。

        
        このふわふわした綿は表皮細胞が長く伸びたものなのだそうです。

        
        綿は最も古い繊維植物の一つで、紀元前二千年にはインドで利用されて
        いました。日本にもかつては綿畑がたくさんありましたが、戦後すたれ
        たそうです。綿摘みの光景は見られなくなって、もう死語ですね。

        
        我が家のマユハケオモトが大きな刷毛になってだいぶ経ちますが、脇芽の
        中からもう1本蕾がでてきました。
        
             
             まだ葉も小さいので今年花が終わったら取り分けようと
             思っていたのですが…。
             そう言えばルピナスさんからいただいた時はこの位だった
             かな、と思い出しました。よく育ってくれたものです。

秋刀魚、松茸、秋の味

2011-10-17 21:58:01 | 季節のことば
被災地・女川から送られてきた秋の味。

        
        女川にOTTOの知人がいます。知人は津波の被害は受けませんでしたが、
        その当時は不自由な生活だったそうで、どうにかいろいろ落ち着いたのでと
        お見舞いのお返しに女川の秋刀魚を送ってくれたのです。

     
     立派な秋刀魚でした。ご近所にも分けて、秋の味を堪能しています。

        
        秋刀魚、苦いかしょっぱいか…いえいえ、身がふっくらしていて、とっても美味しいです。
        女川、頑張れ!

        
        そして今日、母のお供をしてデパートで買い物。いつもの「美濃吉」で
        いつものようにランチをご馳走してもらいました。

             
             引き出しになったセット。そのほかに刺身、かやくご飯、
             漬物…

        
        なんと言ってもメインは土瓶蒸し。秋の味の王様、スダチの爽やかな香りと
        共に秋の香りをちょっぴりですが味わいました。

        やっぱり、秋は鼻からかもしれない…。
           

再びの夏日

2011-10-16 21:55:26 | 季節のことば
なんと、東京は本日29度を越えました。

        
        それでも、真夏のようなカンカン照りつける暑さとはやっぱり違います。
        午後、お使いがてら近所を散歩する気になりましたから。

        わ、綺麗な色あい ハイビスカスですよねえ

        
        アオイ科のハイビスカスは真夏・南国の象徴らしく豪華で強烈な花が
        多いけれど、こんなに可憐なハイビスカスは初めて。真夏に出あっていても
        癒されるかも。

             
             セイロン・ライティア:キョウチクトウ科スリランカ原産
             夏の暑い日に真っ白い花を楚々と咲かせていたけれど、まだ
             元気に涼しさを振りまいているようだ。

        
        タマスダレも次々と清らかな花を咲かせている。

             
             ジンジャーも真夏の花のイメージがあったけれど…
             オレンジ色のジンジャーは背筋をピンと伸ばして頑張っている感じ。
             ショウガ科・インド原産と聞けば元気が出そう。

        
        綺麗に色づいたヤマボウシの実、ここは秋。

             
             夏の暑さを凌いできたネコたちをよく見かけるようになりました。
             君はここのうちの子?何を考えているのやら、繋がれてもいない
             のにお行儀よく座ったまま動かない。番ネコかな
             

世界初、砂漠の国から

2011-10-15 22:50:43 | 美味しい♪
チョコレートのお話です。

        
        何が世界初かというと、キャメルのミルクを使用していること。
        キャメルミルクは牛乳に比べて脂肪分が50%以下と少なく、ビタミンCや
        カルシウムが多く含まれています。やや塩味を感じるすっきりとした味だ
        そうですが、搾乳量は牛乳の4分の1、当然のことながら価格は3倍と高価に
        なるわけで、さて、そのキャメルミルクのチョコレートのお味は?
 
            
            コクのあるどっしりとした味、確かに塩味を感じますが
            マイルドな美味しいさです。この重厚な味は食べたことが
            ないような気がします。
            溝の入ったところで折った1ピースの半分を食べれば充分、
            まさにチビチビと食べています。

            これ、ドバイのチョコレートだそうで、「砂漠の国からの、
            爽やかな贈り物」がキャッチコピーのようです。
            チョコレート好きのOTTOが日本橋のデパートでギフトを
            送った売り場で見つけてきました。

そして本日、友人宅を訪問、近所のイタリアンでランチしました
        
        前菜:玉葱のバルサミコ酢、鰯(をどうしてあったのかな?)、キッシュ。

        
        自家製パン(1人1個、私が4つ食べたんじゃないよ!)

        
        彩り野菜のクリームパスタ。さつま芋も入っていました

        
        デザート:抹茶シフォンケーキ、バニラアイス+コーヒー

        午前中は雨、蒸し暑い一日でしたが、口福な一日でした。
 

活け花

2011-10-14 21:43:08 | ギャラリー
友人の作品を見てきました。

      
      色んな流派の活け花が一堂に会して秋を表現。作品の多さに、また1作品の
      大きさに圧倒された。

        
        季節がら、実ものが多く、ワクワク。       
        ナナカマドが真っ赤に色づいてたけなわの秋を味わう。

        
        ムラサキシキブに取り合わせているのはビナンカズラでは?
        こんなにたっぷりのビナンカズラを用意するのは大変でしょうに。
        父は、2つ3つ実がぶら下がったビナンカズラの鉢を大事に大事に
        育てていましたっけ。

             
             コスモス、シンプルで可憐な雰囲気にほっとする。
             葉はテッセンでしょうか。こんな愛で方もしゃれています。

        
        ぐっと和の感じ。床の間に合いそうだけど、何の実?        

        
        サンキライでしょうね、ぐるぐる巻きにして、トップにアンスリウム。
        活け花というよりオブジェみたい。

        こんなにゴージャスな大作はなかなか真似できないけれど、季節の花を
        花瓶に入れるだけ流で、季節を楽しみたいものです。
        
        それにしても、花を活ける人も、それを見る人も多いんですねえ