新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

良いところの全くない新生「東大王」

2017-11-19 22:18:06 | テレビ
 アニメやドラマを除いて、テレビ番組に若い頃ほどのめり込むこともなくなったし、作る側の事情も分かるので、テレビ番組を見て落ち込んだり腹を立てたりというのも、ほとんど無くなっていたんですが、これが久々にありました。このブログでは、ものを批判したり、悪く言う事は控えているのですが、好きな番組が、あまりにも残念な姿を曝すこととなったので、書かずにはいられない気持ちに駆られて書いています。

 このところ父娘揃っての日曜夜のお楽しみだった「東大王」。前回、入れ替え戦をやって新メンバーを加え、リニューアルした第一回だったので、娘と二人テレビの前で、期待して待っていました。

 …始まった瞬間、目が点。

 まず、東大王チーム4人に対する芸能人チームの顔ぶれがひどすぎる。バカを売りにした女性タレントとリアクション芸人がずらっと。今までのこの番組なら、絶対出演しなかった面々が、芸能人チームの約半分を占める。

 もう、それだけでうんざりしたけれど、我慢して見続けると、案の定、問題のレベルがガタ落ち。「超難問」とは掛け声ばかり。「ミラクル9」レベルのバラエティ的お遊びばかり。これのどこがクイズ?どこが「東大王」?アタック25やQさまと比肩する、あのハイレベルな問題は、知的好奇心を満たしてくれた超難問は、どこへ行ったんでしょう?

 最後まで見たけれど、問題のレベルは低いまま。少しでもこの番組らしさがあったのはラストの方の数問だけ。全体に不必要にはしゃぐおバカタレントとリアクション芸人が邪魔で邪魔で、鬱陶しいことこの上ない。もう、コレジャナイ感満載。「違うだろー」と叫びながら、後部座席から前のシートを蹴りたい気持ちが一杯。

 娘は、やりきれない気持ちをTwitterで呟いていました。僕も、テレビ番組を見て、こんなにがっくり来て、こんなに腹が立ったのは、随分久しぶりのことです。

 リニューアル後の「東大王」には、いいところが全くない。どんな事情があったのか知りませんが、スタッフが自ら、この番組のいいところをことごとく潰して、駄目にしてしまいました。

 これではレギュラーの東大生4人の魅力も発揮できませんし、可哀想です。

 改善、というか、元に戻らなければ、見なくなるでしょうね。

 日曜夜のお楽しみが、無くなってしまいました。