「汚れつちまつた悲しみに…」 中原中也 著
中原中也。ポート・マフィア幹部。異能力「汚れつちまつた悲しみに」…って、違~う(何度目だ、このフリ)。
今回の出張中に読んだ本その2です。「みだれ髪」を読んだ後、出張中と帰りの列車の車内で読み終えました。
超有名な表題作や、Eテレ「にほんごであそぼ」でお馴染み「サーカス」など(ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん)、詩歌苦手な僕でも中也の詩はスイスイと頭に入って来ます。これを学生の時分に読んでいたら、やっぱりハマったかもしれません。でも、なんだろう。朔太郎のような魂の雄叫びではないんですよね(学生時代に唯一読んだ詩集が、萩原朔太郎「月に吠える」でした…)。なんというか、触れると壊れてしまいそうな、ピュアな精神。太宰さんと名コンビなのも分かる気が…(それは文ストの設定(笑))。
やっぱり、永遠の17歳。ブライアン・アダムスか、リバー・フェニックスか、はたまた尾崎豊か…。これも、僕にはない要素かなあ…(^^;)。
次はどうしようかな。出張中に読んだ本はもう一冊あるんですが、ビジネス書です。次回、一応紹介しようかな。