妻の一週間

　長くなったので、二つに記事を分けました。随分久しぶりの連投です。

　妻の方なんですが、新しく処方された薬のお陰で手の震えは少し治まったのですが、代わりに被害的な思考が強くなりました。悪くなるといつものことですが、僕への電話が増え、一日に何度もかかって来ます。僕が取れないときは留守電にメッセージ。内容は病院への不満、スタッフが自分の悪口を言っている…毎回、大体同じです。

　昨日は診察の後に面会もして、その時は機嫌も少し直ったのですが、夕方、明らかに取り乱した様子で「退院できなければ死ぬ」と電話してきました。病院だし、大丈夫とは思いましたが、病棟と相談員に電話して、ちょっと注意して様子を見てくださるようお願いしました。主治医から昼過ぎに、震えを止める薬の量を少し減らして様子を見ると連絡があった矢先のことでした。

　本人の希望とは裏腹に、退院はまだ遠そうです。どんな気持ちでいるかと思うと可哀想で仕方ないのですが、あの状態では到底家には帰れません。今週末に予定していた外泊も中止しました。

　もともと、普段から物事を否定的に後ろ向きにとらえる傾向が強いのも良くないのだと思いますが、本人は、そこには疑問を持っていません。特段何もない時にも「あれがよくない。ここがうまくいっていない」という話ばかりする人です。気持ちが落ち込んだら、なおのことでしょう。

　こういう時、僕には何もできません。ただ待っているしか。

推薦入試かあ…

　今週、娘の高校は推薦入試のため、生徒は水、木休み。金曜は午前中のみ、しかも入試の後片付けだけで実質的な授業は無し。今日の土曜もセンター試験で先生が出払うため、補習も休み。行く日が少ないので娘も頑張り、お陰で久しぶりに皆勤できました(*^_^*)。
　しかし、１年経つのは早いものです。１年前は受験生として校門をくぐった身でしたが。一方で色々あって長い１年だったとも思いますが…。

　僕の方は、やっぱりキツイ一週間だったので、診察の予定は来週だったのですが、一週間早めて昨日の午前に受診してきました。「体調も優れないし、娘のことがあるので、もう一度病休を取って娘最優先で動けるようにしたい」と言うと「悪い手じゃないですね。どうしても必要、となれば言ってください。そのようにしましょう」とのご返事をいただきました。

　職場はどうにかなると思うので、僕としては病休を取って娘のことに集中したい。「では、診断書を今からお願いします」と言おうかと思ったのですが、仕事のことも気になります。今月末期限の、昨年の給与支払報告と源泉徴収票の事務を仕上げないと、おそらく他の人はできない。休むにしても、あとくされなくしたいので、今すぐ、というのは思いとどまりました。

　次の診察は２週間後。この間の状況と僕の体調で、どうするか決めようと思います。職場にも相談の上で。