「砂の器」
監督 野村芳太郎
主演 丹波哲郎
(物語)駅の構内で見つかった初老の男の惨殺死体。刑事達の聴き込み捜査の結果、近隣のスナックで被害者とおぼしき男と若い男が話していたことが判明するが、初めての客で、しかもホステスを遠ざけて二人だけで話し込んでいたとのことで、結局、被害者の身許も分からずじまい。唯一の手がかりは、ホステスが聞いた東北弁の「カメダ」という言葉のみ。地名と睨んだベテランと若手刑事のコンビが東北地方へ飛ぶが、何ら有力な情報は得られず、捜査は暗礁に乗り上げたのだった…。
◇ ◇
TOHOシネマの系列映画館で「新・午前十時の映画祭」と題して、2週間交代で朝十時から一回のみ昔の名作映画を上映しています。A・B・Cの3グループあって、そのグループによって上映する順番には違いがあるようですが、グループBで今週まで上映しているのが、この「砂の器」。
前々から見たいと思っていた作品なんですが、何となく見そびれて来ました。三連休中、娘が僕の実家に遊びに行ったのをこれ幸い、妻にはその間買い物をしていてもらって、一人で浸って来ました。
で、見終えた結果ですけど、号泣しました。映画館で、あそこまで涙が止まらなかったのは初めてです。一応ハンカチで涙を拭いてから会場を出ましたけど、落ち合った妻がしきりに「大丈夫?」と聞いてきましたから、はた目にも大丈夫じゃなかったんでしょうね(^^;。
クライマックス、加藤剛さん演じる新進音楽家の新作「宿命」の演奏が始まってからの展開は、本当にたまりません。まさに映画ならではの映像表現が、繰り広げられます。
この映画が何を扱っているかはよく知られていますけど、知らない方のために、ここでは敢えて書かないでおきます。知らないで見る方が、衝撃が大きいと思いますので。
僕は、この犯人を責めることはできないと思いました。
監督 野村芳太郎
主演 丹波哲郎
(物語)駅の構内で見つかった初老の男の惨殺死体。刑事達の聴き込み捜査の結果、近隣のスナックで被害者とおぼしき男と若い男が話していたことが判明するが、初めての客で、しかもホステスを遠ざけて二人だけで話し込んでいたとのことで、結局、被害者の身許も分からずじまい。唯一の手がかりは、ホステスが聞いた東北弁の「カメダ」という言葉のみ。地名と睨んだベテランと若手刑事のコンビが東北地方へ飛ぶが、何ら有力な情報は得られず、捜査は暗礁に乗り上げたのだった…。
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TOHOシネマの系列映画館で「新・午前十時の映画祭」と題して、2週間交代で朝十時から一回のみ昔の名作映画を上映しています。A・B・Cの3グループあって、そのグループによって上映する順番には違いがあるようですが、グループBで今週まで上映しているのが、この「砂の器」。
前々から見たいと思っていた作品なんですが、何となく見そびれて来ました。三連休中、娘が僕の実家に遊びに行ったのをこれ幸い、妻にはその間買い物をしていてもらって、一人で浸って来ました。
で、見終えた結果ですけど、号泣しました。映画館で、あそこまで涙が止まらなかったのは初めてです。一応ハンカチで涙を拭いてから会場を出ましたけど、落ち合った妻がしきりに「大丈夫?」と聞いてきましたから、はた目にも大丈夫じゃなかったんでしょうね(^^;。
クライマックス、加藤剛さん演じる新進音楽家の新作「宿命」の演奏が始まってからの展開は、本当にたまりません。まさに映画ならではの映像表現が、繰り広げられます。
この映画が何を扱っているかはよく知られていますけど、知らない方のために、ここでは敢えて書かないでおきます。知らないで見る方が、衝撃が大きいと思いますので。
僕は、この犯人を責めることはできないと思いました。
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