新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

最近の状況

2017-07-16 09:18:04 | メンタルヘルス
 ずっと書いていませんでしたが、妻の状況について。

 ここ2、3年、妻には副作用の身体症状がかなり目立っていたので、数か月間かけて相当な量を減薬しました。

 さきほど確認したら、今、毎食後服用はリボトリールと漢方のみ。睡眠導入剤がベルソムラとフルニトラゼパムの2種類。頓服でロドピン。これ以外は、夕食後に飲む胃薬とコレステロール関係のものがあるだけ。種類も量も、一年前の3分の1以下に減らされています。精神関係の薬は、結婚当初の量と、さほど変わらないレベルになりました。

 お陰で服薬に伴う副作用は減ったように見えますが、代わりに、そもそもの精神症状が復活しても居ます。

 特に最近目立っているのが、一日中続く落ち着きのなさと不眠、独り言、空笑。せわしなく動き回ることが増え、次から次へ矢継ぎ早に相談事などを持ち掛けてきます。

 動き回る際に家事もやってくれるので、助かることも多いのですが、料理は注意力散漫で失敗することも多く、同じメニューが続くことも。不要な買い物も増えたので、出費は増えました。

 日常の消耗品であれば、いずれは使いますが、多すぎると邪魔になりますし、食品関係だと、この季節は食べる前に傷んでしまいます。また、クーラーやジャーなど、まだ壊れてもないし不調でもない家電製品を、やたらと買おうとします。万単位の出費が必要なものを、こう毎月次から次に要求されると、言い含めるのも手間ですし、神経もすり減ります。

 娘を一人にして、リラックスできる時間を作るため、あと妻との無用な衝突を避けるために、最近は、僕が時々自室にこもるようにしているのですが、妻は不調の際には、部屋まで追いかけてきて話をしようとします。一度などは、夜中に寝ようとする横で騒ぎ立てるので「薬飲んで寝よ」と放っておいたら、救急車を呼ばれてしまって…。正直、娘より妻の方が、よっぽど手間がかかりますし、家では気が休まりません。

 昨日はそれがメインではなかったので、主治医とは妻の話が少ししかできませんでした。妻の身体が、今の薬の量に慣れるまでの辛抱なのかもしれませんが、一体それがいつになるのか…。妻が、自分の障がいのことで不平不満を漏らさなかった日など、この十数年、一度もないんですよね…。



受診

2017-07-15 23:12:03 | 子育て
 今日の夕方、娘を連れて妻の主治医を受診しました。

 先生の診立ては、自己臭症。自分の身体が臭って、周りに迷惑をかけているかもしれない。その気持ちが頭から離れないために、娘は教室に入れないとのこと。やはり、治療が必要とのことでした。 

 紹介状を8/1に受け取って、その足で別のクリニックに診てもらうことになります。

 往路は不安のためかほとんど口を利かなかった娘が、先生と話してスッキリしたのか、復路では車内で饒舌にしゃべり続けていました。あんなに話す娘を見たのも、久しぶりです。

 1学期も来週木曜まで。県体本番までも、あと10日ほどです。

 その後は、ゆっくりさせたいと思います。



高校訪問&今のところの志望校

2017-07-14 23:08:31 | 子育て
 今週はPTAの高校訪問がありました。

 娘の中学入学以来、毎年参加して3年目。いよいよ受験生ですから、こちらも今まで以上に気合が入ります。

 火曜日の午前中は、僕と妻の母校である県立の普通科高校。昨日、木曜日の午後は、地元に一校だけの私立高校に行きました。

 娘は今のところ大学進学を考えているので、志望校は、この2校のうちのどちらかとなるのですが、実際に見た僕の気持ちは、私立高の方に傾いています。娘もそちらが良いとのこと。一番大きな理由は、「少人数教育」。

 県立高は定員200名ほど。2年から文系・理系に分かれ、3年はさらにそれぞれ国立・私立に分かれと、毎学年クラス替えがあります。娘にとっては未経験の大規模校の生活に、本人が馴染めるかどうか…。

 一方、私立高は、実業系の学科もありますが、普通科進学コースは2クラス70名、うち特進が1クラス35名。3年間ほぼ同じメンバーで過ごします。この人数は、今の娘の中学の一学年の生徒数とほぼ同じでもあります。
 私立ですから、多少お金はかかりますが、入試の成績次第で奨学金や学費免除の制度もあります。登下校はスクールバスの送迎もあるので、親としてはかなり助かる面もあります。進学先も、それなりのところに行っているようです。

 ちょうど、学校に出す進路希望調査があったので、娘と話しました。

「どっちにする?」

「私立。少人数だし、制服が可愛いし。」

 という訳で、志望校は私立に決定。



 何週間ぶりかのアルコール。夕方、スーパーで見つけたサッポロラガーと、つまみはシャウエッセン。美味しかったです(≧▽≦)。




リアル太宰さん

2017-07-14 00:11:40 | 子育て
 「学校の朝読書で読む本がない」と言うので、これでも読んだら?と渡したのが、確か1カ月くらい前。まだ県体予選の前だったと思います。



「富嶽百景・走れメロス」 太宰治 著

「文豪ストレイドッグズ」大好きの娘が「太宰さんだ(*^_^*)。」と喜ぶ顔に、こちらも目じりが下がりましたが、いざ読み始めると、なかなか苦戦中だったのは、見て取っていました。でも、ついに「読み終わった。」と、先ほど返してきました。

「難しくて、読むのに時間がかかった。よく分からなかったところもあるけど、後半は結構面白かった。」
「『駆け込み訴え』は面白かったよ。『東京八景』のオチは、あーなるほどって思った。」

 うん、うん、そうか。お父さんはね、もう20年以上前に読んだはずなんだけど、この本がどんな内容だったか、ほとんど覚えていないよ。「女生徒」を読んで「こいつ変態ちゃうか?」と思ったのは覚えてるけど(笑)。

 何はともあれ、娘の成長に、もう一度目じりが下がりました。




予約完了

2017-07-08 22:41:19 | 子育て
 今朝、娘は一人で部活に行けました。

 娘が出かけた後、妻の主治医と改めて連絡を取ったところ、今後の治療の都合上、母娘は一緒には診られないとの話で、思春期外来で評判がいいところを、ご紹介いただきました。

 早速そこに電話したのですが、新患予約は今月中は一杯とのこと。で、再度主治医と相談し、来週の土曜日に、まず妻の主治医に診ていただき、その結果をもとに作った紹介状を手に、8月にその思春期外来のクリニックを受診することとしました。

 段取りが決まって、ちょっとホッとしました。

 夕方、第3シリーズ開始を前に再放送している「コード・ブルー」第2シリーズを、食い入るように見ている娘を見ていると、愛おしくて可愛くて、思いっきり抱きしめたくなりました。嫌がるからしませんが。

 TVには、ガッキー演じる研修医が、癌で余命いくばくもない父親と、その父が乗っていた飛行機の墜落事故現場で再会し、それまでの不和を乗り越えて互いに理解し合うという、その回のクライマックスシーンが映っていました。

 父親の安否を心配しながらも、感情を抑えて救助活動中のガッキー、自身も負傷しながらも救急隊員に指示を出している父親の姿を発見します。

 「ケガしてるじゃない。どうして体育館に行かないの」

 「だって、お父さん…医者だから」

 朴訥と話す父。見返すガッキーの目に涙。

 テレビの前の僕も、思わず涙が溢れました。

 理屈じゃない。全ての父親にとって、娘は世界一の宝物です。

 雨も、ようやく上がって来たようです。

 被災者の方々には、お見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りします。