みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

高総体ヨット競技

2009-06-06 15:41:50 | セーリング
朝から荒れ模様の天気。
開会式は屋内研修室で行い、スタートは予定通りの時間で出艇した。が、徐々に風が上がってきた。
予報はこれから大雨と強風になる。
レース海面ではスタート前に沈艇が続出。レース委員会から延期の連絡。全艇が一旦ハーバーへと帰着した。
そうだろうな~。こんな状況じゃ難しいかも。

午前中、待機した後、午後からのレースとなった。
風は北と東で、大きくシフトしている。ブローも10m超えが頻繁に入って来る。
雨が強くなってきた。ゴムボートを走らせるも、雨が痛くて目も開けるのも大変。なかなか真っ直ぐに進めない。

第1レースがスタートした。ブローにいち早く乗るもの。エアポケットに捕まってスピードが出ないもの。
走り出しても急激に風が変化したり、またまたエアポケットに入ったりと、変化の激しい気象にみな戸惑っている感じだ。
強いブローが入るとほとんどの艇が沈してしまう。サバイバルレースの様相を呈してきた。
こうなると上位と下位の差は歴然。

そんな中、ジュニア時代、強風で泣いたり騒いだりしていた、あの子たちがしっかりとこの強風に立ち向かっている。
入学したばかりの1年生を加えてジュニアOB5人がこのレース海面にいた。
もういっぱしの口を聞くようになり、改めてみんな成長したんだな~と、自分だけが感慨深い思いに浸っていた。

レースは1レースのみで本日は終了した。
沈せず、見事1位でゴールしたR。フィニッシュ間際に沈したK、でも2位でゴール。3回も沈しながら最後まで走りぬいたM。同じく何回もの沈を繰り返しゴールしたUと、タイムリミットとなったE。
インターハイの勝利を夢みて、それぞれの高校での戦いが始まった。