みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

強風に学ぶ。

2007-05-14 09:18:27 | 海だより
 先週末はちょっとした用事のため宮城県T市に出張していた。パソコンも持参してそこから更新しようと思っていたが、ホテルにはネットワークが整備されていなくてインターネットに接続できなかった。携帯での接続を試みたがそこはフォーマの環境も悪く、圏外表示ばかりでやはり接続は難しかった。いやはや大変なところだった。もちろん仕事関係のメールチェックも出来ずに苦労した。ある程度の町の規模なのだが、まだまだ未整備地区というのはあるものなんだと実感した。
 
 昨日は出張帰りの慌ただしさの中、朝早くから仕事。ジュニアの練習日にもなっていたので、それを早めに済ませて海へと予定していた。ところがその仕事、相手が時間通りではない。やれやれなかなか予定通りとはいかないものだ。
 それでも何とか海へと出ることができた。いつもより40分以上も遅れての出艇だった。風は無風。先に出ていた高校のヨットも漂っている。一応予報では吹く予定だったがベタ状態。それがしばらくすると南の風が吹き込んで来た。やっと吹いたか、と思ったが、なにやら風が重い。固まったブローががんがん吹き込んでくる。春特有の安定しない風だ。高校生たちのヨットも次々と沈しはじめた。早速ハーバーへ避難させようとしたが、ミニホッパーたちも沈。OPは風が強くて走れず流されている。一瞬にして海は荒れ模様となりあちこちでレスキューが始まった。
 しかしながらレスキューも各救助艇がすばやく動いたこともあり無事終了、高校生を含め全員がハーバーへ戻った。
 こうした一瞬の出来事は瞬時に対応できるというものではないが、冷静に対応することによって一つ一つが解決できる。子どもたちにも、こうした状況におかれた時、落ち着きながらも自分達で最低限出来ることを学ばせていきたい。もちろん我々もこれらの状況を教訓に常に学んでいかなければならない。

 


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