








この写真は、デカールまで仕上げたところです

今回のデカールはツメリットコーティングの上に貼るところがあり、
中々モデルにデカールが密着しないで悩みました


この写真では見辛いのですが、砲塔後部のハッチ部分に貼る
132と言う戦車識別番号のデカール貼りが一番大変でした

なぜかと言うと数字部分が細いデカールだったため、
水の中から出して戦車に付けて押し付けているうちに
2のデカールが途中でちぎれてしまいました

修正もトライしてみたのですが、修復不能でしたので
仕方なく以前作ったおなじ戦車のデカールを出してきてもう一度トライし
何とか張り上げる事が出来ました

デカールフィッターも使用したのですが密着度が少なかったので、
最終手段としてアクリル溶剤を少量綿棒にしみこませ、それでデカールを押し付け
密着度を高めました

デカール貼りだけで1時間ほど要してしまったので、
今後の課題が一つ見つかりました



エナメルによる墨入れ、ドライブラシと作業を進め、
アクリル塗料による各部の塗り分けを終え

完成したのが上記の写真です




今回はペトロールによるウォッシングの色を少し暗めにしたため、
戦車全体のトーンが落ちいい感じに仕上がったと思います

またツメリットコーティングも墨入れとドライブラシの効果で
はっきりと見えるようになり、満足しています


今回もマフラー部分には、錆と煤を強調するように施し、
何とか小さな戦車でも存在感を出せる工夫をしてみました

またキャタピラ、車体下部等には土色のパステルで汚しをかけ
実写に近い雰囲気を出せるよう努力してみました


少し遠目から、全体像がわかる写真を撮影してみました



とても小さな戦車なのですが、存在感をアピール出来る仕上がりになったようで
私としてはとても満足しています

ただ最後の最後に施した銀ブラシが少々大げさになってしまったようで、
反省点も見えてきました


何とか目標達成でき、本当に良かったと思っています


自分の納得の行く作品を作って行きたらと思っています


色々ご指南いただけたら嬉しいです


