8・8ロックデイについて調べていたんですが、
主催がヤマハだったと知り、ちょっと意外に感じました。
ヤマハと言えば、やはりポプコンを連想しますね。
元々プロを対象にしたコンテストでしたが、
後にアマチュアを対象になりました。
どちらかというと、正統派なコンテストですね。
ご存じのように、多くの有名アーチストが参加しています。
中島みゆきさん、谷山浩子さん、渡辺真知子さん、八神純子さん、
NSP、長渕剛さん、佐野元春さん、チャゲ&飛鳥、クリスタルキング、
雅夢、あみん、などなど…。
歴代の入賞曲を見るだけでも懐かしさと楽しさを感じさせます。
一方の8.8ロックデイ(ハチハチ)は、当時アマチュアが演奏を披露する場が
なかなかなかった事から、コンテストというよりは、
お祭り騒ぎの感もありました。
関西らしいというか、ウケを狙った感のあるグループ名も多かったですね。
激突モモンガ・パート2、柳町はるさめショー、三途の川、などなど。
そして一番インパクトの強かったのが、79年のグランプリの
誰がカバやねんロックンロールショウですかね。
もちろんウケ狙いのものばかりでなく、実力のあるアーチストも
参加しています。74年のサウス・トゥ・サウスや
ウェストロード・ブルースバンド、75年の紫は
メジャーデビューしていますが、
当時、音源を残していませんが、実力のあるアーチストも多々いました。
その中でも後のプログレ系アーチストに影響を与えたのが、
だるま食堂やラウンドハウス、魔璃鴉(マリア)ですね。
ラウンドハウスは、当時のデモ音源がCD化しましたが、
どこかに紛れて行方不明です。
ラウンドハウスは、活動休止や再結成を繰り返して、
2年後の結成50周年に向けて来年、プレイベントを行うそうです。
魔璃鴉(マリア)は、プログレグループのイエスを超えるため、
イエスの母のマリアの名前をグループ名にしたという事ですが、
グループのイエスは、「はい、そうです」のYESであって
ジーザス・フライストとはちゃうねん、っていうツッコミは
入らなかったのだろうか?
とはいえ、凝った衣装に化粧、時にはハードで時にはシンフォニックな曲は、
後にノヴェラやページェントといった関西プログレシーンに
影響を与えました。イエスの母でなく、
関西プログレの母というべき存在となったのは何だかなぁ。
こちらもデモ音源がCD化されていますが、行方不明…。
日本のプログレに関しては、かなり先になるとは思いますが、
まとめて記事は書きたいとは思います。まぁ誰得になりますけれど。