結局、GWは仕事と映画を見るだけで終わってしまった。
何とか都合をつけて見れた映画が「戦慄せしめよ」
本当は「ユナイテッドステイツVSビリーホリディ」とかも気になったけど、
残念ながら上映期間がバッティングしてしまったのでキャンセル。
「戦慄せしめよ」は、太鼓芸能集団鼓童の40周年記念映画です。
現代音楽家の日野浩志郎さんとタッグを組んで、今までの鼓童とは違う一面と
鼓童ならではの演奏を、本極地である佐渡の自然や建物をバックに
見る事が出来ます。
台詞はなく、鼓童の演奏を組み合わせたものになります。
時には滝をバックに、時には寒い冬の中での舞台で。
ラストは日本海の荒波の映像が流れる中で太鼓が響いていました。
自分にとって大太鼓は、年に一度の故郷の祭りでの印象が強いです。
字ごとに屋台と大太鼓があり、2日間にわたり町内を練り歩きます。
直径2メートルはある大太鼓は、叩くと窓ガラスが響くくらいの音でした。
そして最後には中心の神社に集まり一斉に太鼓を叩き続けます。
自分は積極的に参加はしなかったですが、それでも強烈な印象を
刻んだのでした。
そういう背景もあり、鼓童は今まであまり見る機会がなかったとはいえ、
映画を見ようという気になったのでした。
日野さんとのコラボは、賛否両論があろうとは思いますが、
新たな一面を見る事が出来たのではないかと思います。
でもやはり、大太鼓を両面で二人の奏者が叩きあうシーンは圧巻で、
すっかり演奏に見入ってしまいました。
パンフレットの撮影の苦労した点等のエピソードを読んでみていますが、
やはり太鼓の響きは生演奏で感じとりたいと改めて思いました。
コロナ過の中、中止が続いている地元の祭り、
コロナが落ち着いて開催されるようになったら、見に行ってみたいなと。
音と映像だけで語られる、見えないはずの音に震える/映画『戦慄せしめよ』予告編 - YouTube
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます