パワーハウスを聴いた後は、やはり兄貴分である
ゴールデンカップスの音源も聴きたくなりますね。
ゴールデンカップスと言えば、「長い髪の少女」や
「いとしのジザベル」といった曲を大半の人が思い浮かべると思いますが、
ライブでは、ヒット曲は殆ど歌う事はなく、
もっぱら洋楽のカバーを主にやっていました。
当時、活動の拠点だった横浜は、本牧に米軍基地があった関係もあり、
他よりはアメリカの音楽を聴きやすい環境だったので、
必然と洋楽に興味を持つようになったようで、
メンバーは早い時期にホワイトブルースに傾倒していたようです。
「ブルースメッセージ」というブルースを集めたアルバムの後に
発売されたのが、「スーパーライブセッション」です。
崇拝しているポール・バターフィールドやクリームの曲を
独自のアレンジで演奏していて、ドノヴァンの「魔女の季節」や
ゼムの「グロリア」では、10分近いインプロビゼーションを
聴かせてくれます。そして最後の方で、
パワーハウスの陳信輝さんや柳ジョージさんをゲストに呼んで
これぞスーパーセッションと言える即興演奏をしてくれて
会場を盛り上げました。
この時ギターを弾いていたエディ・藩さんは、このライブの後に脱退、
ギターにはルイズルイス加部さんが入り、
レッド・ツェッペリンやディープ・パープル等、
ハードロックの方に傾倒することになります。
クリームの「アイム・ソー・グラッド」を演奏する当時の映像。
まぁよく残っていたと思います。初めて見た時は衝撃的でした。
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