パワーハウスのアルバムが発売されて50数年後、
まさかの発掘音源が発売されていました。
スタジオ録音が3曲とライブ音源が4曲。
スタジオ音源は、ロック画報の付録CDで発表済みのものですが、
リマスタリングで音はよくなっているようです。
ライブ音源は、音質はそれなりながら、ギターに小野田克さんが加わり、
かなりヘヴィーな演奏を聴かせてくれます。
「ブルースの新星」では、ボーカルの武村さんの話では、
自分は嫌いだったというビートルズのナンバーをレコード会社の意向で
無理やり歌わされたという事ですが、
ライブでは、自由奔放に演奏していたそうで、
柳ジョージさんが当時好きだったトラフィックの
「ディア・ミスター・ファンタジー」はいい出来ですね。
(限定でこの曲が51年ぶりのアナログシングルでも発売されました)
そしてオリジナルナンバーも1曲あります。
なかなか渋いブルースナンバーです。
マニア向けのCDではありますが、陳信輝さんがこの後、フードブレインや
スピードグルー&シンキで素晴らしいアルバムを出す前の前哨となる
貴重な記録とは思います。
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