月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.10  2月5日は…。

2022-02-05 22:58:58 | 頭脳警察、PANTA関連

2月5日は、敬愛しているアーチストのPANTAの誕生日です。

もう72歳になるのですが、現在は療養中のようで、

ルーフトップにコラムを連載してますね。

 

Rooftop - LOFT PROJECT発、エンターテイメント・メディア Rooftop! 古今東西南北、ポップカルチャー最前線。 (rooftop1976.com)

 

もう一度、やかましいロックを聴かせてほしいです。

 

で、本来ならPANTAの最高傑作と名高い「クリスタルナハト」について

書こうと思ったのですが、CDや当時オフィシャルで発売されたビデオが

どこかにしまい忘れてしまった様で行方不明となっています。

少々気が滅入ったので他の話題にします。

 

1979年に発表されたのが、待望のバンドPANTA&HALの「マラッカ」です。

(ちなみにHALは、IBMの1歩先を行くという事で、

IBMのアルファベットの語順を1つずつ先にするとHALになるそうで)

プロデュースは、ムーンライダースの鈴木慶一さん。

オイルロードをテーマに、サンバやレゲエの匂いをさせながらも、

ロックを感じさせる好盤。個人的に好きなのは、

アラビアのロレンスへ捧げたとされる「ネフードの風」

 

 

 

続く「1980X」は、東京をテーマとしたアルバムで、

情熱的とも言える「マラッカ」に対してクールなイメージ。

「キック・ザ・シティ」、世界初の試験官ベイビーの事を唄った「ルイーズ」等

傑作も多いけど、お勧めは「トリックスター」ですね。

 

 

その後、ライブアルバムを発表後、惜しくもPANTA&HALは解散、

その後は、スィート路線の例のアルバムを発表。物議を醸しだすことになりますね。

 

本編はこれで終了。ここからは蛇足です。

シティポップの記事について調べる為にYouTubeを検索したりしましたが、

PANTAがアイドルとかに提供した曲も色々上がっていて吃驚。

ホント、何でもありの世界だなぁ。

個人的に気に入ったのは、岩崎良美さんの「vacance」ですね。

PANTAが作曲をしています。何度も聴きたくなるようないいメロディだと思います。

親衛隊のコールも時代を感じて、当時ウザいと思っていたのが今はどうでもいいかなと。

 

 

荻野目洋子さんには「昨日より輝いて」を提供していますね。これは異例の事ですね。

 

 

ちなみにPANTAのオリジナルはこちら。

 

 

「昨日より輝いて」が収録されている荻野目さんのアルバム「FAIR  TENSION」、

これはプロデュースもPANTAがやっています。

10年ぐらい前にボーナストラック付の紙ジャケ高音質CDも出ていますが、

現在はちょっとプレミアも付いているみたいで吃驚。

普通の値段で買える所ないかなぁ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿