2月5日は、敬愛しているアーチストのPANTAの誕生日です。
もう72歳になるのですが、現在は療養中のようで、
ルーフトップにコラムを連載してますね。
Rooftop - LOFT PROJECT発、エンターテイメント・メディア Rooftop! 古今東西南北、ポップカルチャー最前線。 (rooftop1976.com)
もう一度、やかましいロックを聴かせてほしいです。
で、本来ならPANTAの最高傑作と名高い「クリスタルナハト」について
書こうと思ったのですが、CDや当時オフィシャルで発売されたビデオが
どこかにしまい忘れてしまった様で行方不明となっています。
少々気が滅入ったので他の話題にします。
1979年に発表されたのが、待望のバンドPANTA&HALの「マラッカ」です。
(ちなみにHALは、IBMの1歩先を行くという事で、
IBMのアルファベットの語順を1つずつ先にするとHALになるそうで)
プロデュースは、ムーンライダースの鈴木慶一さん。
オイルロードをテーマに、サンバやレゲエの匂いをさせながらも、
ロックを感じさせる好盤。個人的に好きなのは、
アラビアのロレンスへ捧げたとされる「ネフードの風」
続く「1980X」は、東京をテーマとしたアルバムで、
情熱的とも言える「マラッカ」に対してクールなイメージ。
「キック・ザ・シティ」、世界初の試験官ベイビーの事を唄った「ルイーズ」等
傑作も多いけど、お勧めは「トリックスター」ですね。
その後、ライブアルバムを発表後、惜しくもPANTA&HALは解散、
その後は、スィート路線の例のアルバムを発表。物議を醸しだすことになりますね。
本編はこれで終了。ここからは蛇足です。
シティポップの記事について調べる為にYouTubeを検索したりしましたが、
PANTAがアイドルとかに提供した曲も色々上がっていて吃驚。
ホント、何でもありの世界だなぁ。
個人的に気に入ったのは、岩崎良美さんの「vacance」ですね。
PANTAが作曲をしています。何度も聴きたくなるようないいメロディだと思います。
親衛隊のコールも時代を感じて、当時ウザいと思っていたのが今はどうでもいいかなと。
荻野目洋子さんには「昨日より輝いて」を提供していますね。これは異例の事ですね。
ちなみにPANTAのオリジナルはこちら。
「昨日より輝いて」が収録されている荻野目さんのアルバム「FAIR TENSION」、
これはプロデュースもPANTAがやっています。
10年ぐらい前にボーナストラック付の紙ジャケ高音質CDも出ていますが、
現在はちょっとプレミアも付いているみたいで吃驚。
普通の値段で買える所ないかなぁ。
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