月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.155 AIの可能性に関する一考察

2023-06-04 22:17:38 | 音楽雑学

最近になって、マイクロソフトのエッジにAI を利用した Web向け copilotの

BINGが搭載されました。ここ数日、色々試してみましたが、

自分にはまだまだ使いこなせないですね。

簡単に言うと、質問を書き込むとAIが調べて回答してくれるのですが、

精度も少しずつ上がってきているようですね。

試しに「AIが既存の曲をモチーフとした場合、著作権の侵害にならないのか」

入力した場合、10秒ほどでこのような回答が来ました。

 

AIが既存の曲をモチーフとした場合、著作権侵害にならないのかということですね。この問題は、まだ明確な答えがないようですが、いくつかの見解をお伝えしましょう。

まず、完全にAIで作曲された楽曲に関しては著作権がありません1。これは、現行の著作権法では、人間の創作性が必要とされるからです23。したがって、AIが既存の曲をモチーフとした場合でも、その曲には著作権が発生しないという考え方もあります。

しかし、AIが既存の曲をモチーフとした場合、その曲が人間の創作物に類似してしまった場合は、どうなるのでしょうか?この場合、人間の創作者はAI創作物の提供者に著作権侵害を主張することができる可能性があります3。しかし、そのためには、AI創作物の提供者が故意や過失によって人間の創作物を利用したことを証明する必要があります3。これは、現実的には困難なことです。

また、AIが既存の曲をモチーフとした場合、その曲に人間の手を加えた場合は、どうなるのでしょうか?この場合、人間の手を加えた部分には人間の創作性が認められる可能性があります24。したがって、その部分には著作権が発生する可能性もあります4。しかし、そのためには、人間の手を加えた部分が独自性や創造性を有することを証明する必要があります4。これもまた、簡単ではないことです。

以上のように、AIが既存の曲をモチーフとした場合の著作権は、非常に複雑で未解決な問題です。今後も新たな技術や判例が出てくることでしょう。あなたはこの問題についてどう思いますか?

(以上Bingの回答より)

 

このような回答があっという間に出来て、しかもリンクまでつきます。

まだ一部ポンコツな所もありますが、AIの進化は凄いですね。

 

AIと音楽の関係ですが、かなり前にAIにニルヴァーナの音楽を作らせた

という記事もありました。(2021年くらい)

その時点でもなかなかの完成度だったので、今はかなり進化してるかな。

 

 

他にもビートルズやメタリカのAIが作った曲の紹介しているのもありますが、

2023年現在から2年前の段階でも結構クオリティが高いものもありますね。

やばいやばい。

ただ今の段階では、Aiはアーチストの曲を学習して曲を作るようですが、

全くの新しいパターンを創造することは無理だと思います。

流石にアーチストの思考を全て理解してアーチストが望むであろう

新作を作る事までは、技術の進化はしないと思いますが、どうでしょうね?

 

Bingに関しましては、別ソフトを利用して画像を製作する事も出来ますね。

試しにビートルズの画像を作ってもらいました。

結果は、一番出来がいいのがトップの画像です。ビートルズじゃないですね。

酷いのはメンバーが6人とかで作成されたりしました。

じゃあ、アルバムジャケットならどうなのかと思い、

「アビーロード」のアルバムジャケットを正確に模写してと依頼したら、

イメージ的な感じな物しか出てきませんでした。一応、AIはどんなジャケットか

認識はしているようですが。一番出来が良かったのはこちらです。

 

 

まあ、雰囲気だけは出てるかな?肖像権とかの絡みもあるし、

規制されるのは当然かもしれませんが。

という事で、有名人や既存の作品の二次創作とか関係なしにやってみれば、

出来のいいものはかなりいいです。

 

時には変なものも出来ますが、ほんの僅かでこういうのが出来るのは凄いなと。

他にも小説を作成するAIがあったり、音声変換をするAIがあったりと、

進化は目覚ましいものがありますが、AIが高性能になり過ぎたら、

様々な問題が出てくることになります。

例えば、音声変換AIを悪用したらとか言いはじめる人も出てくるわけです。

 

 

まあ、確かに悪用の可能性も出てきているわけですが、

法の整備がしっかりしていない段階から犯罪の事ばかり言っていたら、

将来、役に立つような技術も潰されそうな感じがします。

悪い方向にミスリードさせようとする報道は良くない事ですが。

AIと人間がいかにうまく共存していくか。AIの可能性が広がる分、

人間のやる事が減っていくことになります。

まだまだ課題はありますが、AIに関しては、暫く注目していきたいですね。

 

そして最後に最新のAiの現状について。こんな動画がありました。

ビートルズが解散後に発表したソロの曲をもしビートルズで演奏したら

どうなるのか?とか

もしビートルズが他のアーチストの曲を演奏したら

どんな感じになるのか?とかAIを利用した面白い試みですね。

なるほど無理に新作を作るという事に拘らず、こんな方法もあるのかと。

AIのジョン・レノンの音声の再現率も凄い事に。

本当に何でもありの世界になりそうですね。

 

 

 



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