助け舟は泥の舟？

例の件に少し動きがあったので久々に報告したい。
（例の件とは？って人はこことかこことか読んでもろたら分かるわ。ま、このまま読み進めてもろても分かるけどね。）

先日オレの勤務する営業所の所長とユーザー先へ訪問中の車中での話。
雑談の流れの中で、「お前いくつになってん？」って話になった。
オレ「この前３５になりました。」
所長「３５！？もうエエ加減結婚せなアカン歳やないか。何やっとんねん」
オレ「それは自分も十分分かってるんですけども、いかんせん相手がおらんもんで…」
所長「これ以上年取ったらそれこそ妥協せな相手も見つからんようになるで。ちょっと相手見つける努力せなアカンのと違うか！？」
オレ「そうなんですけどね、なかなか出会いの場ってのが無いんですわ」

んでその流れでどんなタイプが好きやねんとか、芸能人でいうと誰が好きやってな話になり、そこで…

所長「そういや新しい事務員さんも30過ぎくらい違うか？」
オレ「ハイ、この前歳聞いたら僕と同い年や言うてましたわ」
所長「ちょうどええやん！お前あの子どうよ！？」
オレ「事務員さんね…ハッキリ言うて僕、あんな子タイプです。」
（あーーーっ！所長にまで言うてもうたーーーー！！）
所長「よっしゃ、分かった。ワシが何とかしたるからまかしとけ！」

なんてことを言うたんやけども、まさか本気やったとは…。

その夜。
所長「早速いろいろ聞いたったで。」
オレ「マジですか！？」（オイオイ、余計なこと言うてへんやろな！？）
所長「あの子控えめでおとなしい性格やろ。だから今まで男と付き合ったこと無いみたやな。」
（マジですか！？見た目どおりの真面目ちゃんやったんやな…）
所長「だからワシ言うたってん。だったら○○（オレのこと）どうや？アイツもまだ独身やし、アイツと晩飯でも行ってきたらどうや？ワシ言うといたるからって」
オレ「そしたら何と！？」
所長「イキナリ二人っきりでってのはどうも…って言うとったわ。」
オレ「（ガーーーーン！！）……そ、そうですか」

（告白前に玉砕ですか…＿|￣|○ガクッ）

所長「でもな、ワシが思うにあの子男と付き合ったことないやろ、んであの歳やん。だからガードが固いっちゅーか、そういう雰囲気に慣れてないっちゅーか、慎重に考えすぎてるっちゅーか、そんな風に感じたぞ。だから多分大丈夫やと思うわ。」
オレ「ホンマですか！？」
所長「大丈夫！お前ならあの子を落とせる！！」
オレ「分かりました。ちょっとマジで頑張ってみます！」

…とは言うたものの、「二人じゃイヤだ」って言ってたのが分かってる上で「二人でメシ行こう」って誘いにくくなってしもうたなぁ…。

所長が出した助け舟。掴まってみたら実は泥で出来てて沈んじゃいました、なんてことにならないことを祈ろう…。

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