星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

中高年「ミクシイ」入門講座 (2)

2007年06月05日 15時16分19秒 | Weblog

招待されてミクシイ・ワールドに入ったひとを便宜上「ミクシー」と呼びましょう。チョットややこしいけど、「ミクシイ」と「ミクシー」を使い分けましょう。ミクシーになったら自分のプロフィールを書き自己紹介をします。なるべく沢山の情報を発信すれば、そのプロフィールを見た他のミクシーからなんらかの連絡が来るかも知れません。お互いに赤の他人ではなく、「友達の友達」が集まるミクシイワールドの一員であるという気安さがありますから。前回の復習ですが直接の友達は「マイミクシイ」略して「マイミク」でしたね。

自分の趣味や関心のあることを扱っているコミュにどんな物があるかと検索してみると、そのコミュの多さに驚きます。誰でも参加できる公開のコミュなら、「コミュに参加」をクリックするだけでメンバーになります。そのコミュの中で話題ごとにメンバー同士のやり取りが繰り返されるのです。この話題(トピック)のことを「トピ」と略して呼ぶようです。

公開コミュには通常「自己紹介トピ」がありますので、そこで「はじめまして」と一言挨拶しながら簡単に自己紹介すれば、管理人なり他のメンバーから「ようこそ。よろしく」なんてレスが入りコミュ・ライフがスタートします。

コミュを検索したり、コミュの詳細を知ろうとする過程で、ミクシーの名前をクリックするとそのミクシーのページに飛び込みます。こうして飛び込んで(足を踏み入れて)来たミクシーが誰であるかは記録に残ります。(ミクシイ用語で「足跡を残す」です。)

マイミク以外のミクシーのページに辿り着いても、挨拶の仕方も知らず、そそくさと逃げ帰るような始末です。他人のお宅の玄関先からチラッと中をうかがって、声もかけずに失礼するに似た、マナー違反・エチケット違反でしょうが、若葉マーク・ミクシーに免じて勝手に許してもらっています。逆に、私のページにもマイミク以外の見ず知らずのミクシーの足跡が残っていることも多いので、オアイコかな?赤の他人なら不法侵入で文句を言うところだけど、お互いにミクシーだからと寛容になっているのでしょうね。これからは足あとを残したら必ず一言ご挨拶(ミクシイ用語で「ゲストブックに記帳」)することにします。

ミクシーになって自慢げに息子・娘をマイミクに登録。すると息子・娘が書いている日記のみならず彼らのマイミクのページにも簡単にアクセスできてしまうのです。子供世代の友達の輪に親が首突っ込むようで、「子供の喧嘩に親の口出し」ではありませんが、なんとなく「あってはいけないこと」みたいな、複雑な気持ちにもなります。子供世代のペースでレスし合っていたのが、親の目にも触れると分かれば、微妙な変化を強いたりはしないだろうかと、余計な気をつかってしまいます。今にして思えば、子供同士のやり取りから感じた「若干の煙たさ」みたいな空気は、これであったに違いないと納得できるのです。 

ま、あまり深く考えるのは先にして、当面はミクシイ・ワールドを楽しみ、自分の役に立つような使い方を探してみることにします。

「星さんぞうのマイミクになりたい!」「ミクシイ・ワールドに足を踏み入れたい!」と思し召しの向きには早速招待状をお送りしますので、お知らせ下さい。


中高年「ミクシイ」入門講座 (1)

2007年06月05日 00時03分09秒 | Weblog

ネット社会の新たな側面を垣間見て、パソコンに向かうのがまた面白くなってきました。若者だけの世界と思っていたミクシイの世界に足を踏み入れてしまったのです。

「父も招待しようか?」「でも、やっぱ止めといた方が・・」、娘と息子が以前交わしていた会話にイマイチ歯切れの良くない空気を察知していたのですが、今回足を踏み入れてみて、ようやくその意味が納得できた気がしています。今にして思えば、「時期尚早じゃない?その時がくれば、どうせ親父のことだから首突っ込んでくるよ」とでも言いたげなニュアンスでしたっけ。

新しい物事には、どちらかと言うと頭で理解してから慎重に接する方であるため、よく理解できないからと慎重になりすぎて尻込みし、食わず嫌いで終わってしまったこともこれまで多々あったと思っています。分からないなりにもまずその中に身を置いて、失敗や成功体験を積み重ねてみることで段々理解が進み、新しい物事を楽しむに至るということは今年の冬のスキーで体験済みです。ソーシャルネットワークサービス(SNS)ミクシイとの出会いもこんな感じでした。

「ミクシイ」の名前は聞いたことがあっても、その何たるかは知らず、知ろうともせずに打ちすごしてきました。メールのやり取りや、ブログのコメントにレスをつけて話が盛り上がって、それで満足していたら、友人Kenkoさんから「ブログのコメントで応酬するより、関係者だけで好き勝手におしゃべりできるようにミクシイにコミュニティーを立ち上げました。どうぞお越し下さい。」と招待状が届いたのです。

パソコン画面に指示されるままに手続きを済ませミクシイ侵入に成功!Kenkoさんの招待によりミクシイ仲間(便宜上「ミクシー」と呼びましょう。ややこしいかな?)になった私は、Kenkoさんの直接の友達で、ミクシイ用語では「マイミクシイ」略して「マイミク」(お友達)と呼ばれます。ミクシイ・ワールドには自分で門を叩いても入れず、誰かから招待されなければ入れません。不特定の誰でもがアクセスできるのではなく、「友達の友達だけの集合体」という安全感・安心感を売りにしているようです。いまや参加者が1000万人を超えるほどのネットワークらしいので、中には悪さするメンバーも居るのでしょうが、「誰が招待した友達か」の素性がたどれる仕掛けに大きな抑止効果があるのも事実なのでしょう。

Kenkoさんの管理するコミュニティー(略して『コミュ』)は非公開だからKenkoさんが承認したメンバーだけの閉鎖社会。そのコミュの中では本名で本音を丸出しのやり取りでもオッケーです。でも、ほとんどの人はハンドルネームと言うか、別の人生を歩みたいがゆえか、本名以外の名前を使っているようです。中には、明らかに実名と思われるプロフィールを見ると「おいおい、大丈夫か?」と他人事ながら心配になります。120パーセント安全であっても、更なる自己防衛策は講じておくに越したことはなさそうです。

長くなったので、続きはこの次に。