使徒の働き24:2-3
『パウロが呼び出されると、テルトロが訴えを始めてこう言った。「ペリクス閣下。閣下のおかげで、私たちはすばらしい平和を与えられ、また、閣下のご配慮で、この国の改革が進行しておりますが、
その事実をあらゆる面において、また至る所で認めて、私たちは心から感謝しております。』
神を知らない者は、平和が世の権力者によってもたらされるものだと言います。
本文でテルトロがペリクスに語ったことは、へつらいに満ちた美辞麗句のことばでした。
自分の利益のために作りだした嘘のことばです。
当時のペリクスは、悪人で残虐な統治者として悪政をやっていたので、ユダヤ人から憎まれたそうです。
しかし自分の利益のためだけに働く人間は、その事実を曲げて、素晴らしい平和をもたらしたと平気に嘘を言います。
悪を隠すためのうわべだけの平和がたくさんあります。
滅びが戸口まで来ても「平和だ、平和だ」という時代です。
状況によって常に変わる世の平和を求めていますか、それとも世が与えることが出来ない主の平和を求めているでしょうか。
ヨハネの福音書16:33
『わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」』
【祈り】
主よ。主は平和をもたらす主ですから、主の平和の中にとどまります。
【聖句をノートに書きましょう】
-平和-
- ピリピ4:7
- エレミヤ書33:6
- 詩篇29:11
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