ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

「夏休みの宿題」の矛盾

2018-08-01 21:41:37 | 日記
世の子どもは夏休みです。

SUMMER VACATIONS ですよ。

今年の夏は細胞が固まるほどの気温なので、各自治体および学校に有効な休みを取らせるよう、国からも指示が出るほどです。

学校にエアコンがないため、授業中に熱中症および熱射病になるという、なんとも困った問題もあるためです。

そんな暑い夏だから夏休みなのに、小中学生には「夏休みの宿題」が出るのです。

暑くて勉強にならないのだから、夏休みなのでは?

そこに宿題を大量に課す意味がわからない。

そこで「教育における夏休みの目的」を調べてみるも、どこにも載っていない。

気候上の都合説が有力であるものの、漠然としています。


その中で、「そりゃあもっともだ!」という目的が、
「普段の学校生活で体験できないような経験を培う」
というもの。

夏祭りとか!海とか!花火大会とか!川遊びとか!

暑くて昼が長くて期間の長い休みだからこそできる体験もあろうもん!

そこに普段通り宿題出すって、教師だって仕事増やすだけだと思うのだけど?

いつもどおり友人と遊びたいなら、それはそれだし。

保護者から、
「夏休みにハメを外しすぎて、非行に走らないように」
と言われて勉強ですか?

そういうのは、夏休みがあろうがなかろうが、走るときは走るよ。


と、本日中学生の勉強指導ボランティアを見学しながら思った次第です。

涼しい部屋で他の人と勉強するというのは、ある意味いいのかもしれないとも思ったり。

図書館の勉強室とか、涼しくて集中できる場所を見つけるのも面白いのですが。


自主性を育むことと、わからないことは依存して教えてもらう。

そのバランスが難しいとも思いながら。

そんなこともぼんやりと考えつつ。
コメント
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