HUMANOID TIPS

結構リアルな人型ロボットができてきていいのですが、あと少しこだわれば劇的にリアルになるTIPSです。

蝋人形ってなんでリアルか？

（近くに蝋人形館がないのでウルさんの拾いもの）

動いてはいないんですけどね。
リアルです。

お化粧でファンデーションを塗りたくって、完全武装すれば、肌のシミも隠せるのですが、「透明度」が消えてしまうのです。

そう。
皮膚とその下の脂肪は、少しだけ透明なんです。

だからちょっとの血流の変化で顔が赤くなったりする。

食品サンプルもロウで作るのは、少し透明だからだと思います。

それをうまく利用している絵師さんが、村田蓮司さん。

拾いものですが。

元からメカを描いてもうまいのですが、人を描いてもうまい。
アクセサリーも作ってしまう方です。

ほっぺたをズーム！

正面から光があたっているにもかかわらず、ほっぺたのキワの部分にハイライトが入っている。

円筒形や球体のデッサンをすると、側面に行くに従ってシャドウを強くしていきます。

ところがキワの部分だけハイライトが入る。

これが「透明感」です。


実際のヒューマノイドロボットに実装するなら、シリコン皮膜で素体を覆ったりすることが考えられますが、そこまでリアルを追求したロボットは見たことないです。

気持ち悪くなるのかな？