ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

転職人生

2021-09-05 14:36:22 | Office

総務省の統計資料もあるのですが、人生で転職しない人がどのくらいいるのかは、以下のホームページにまとめられています。

 

OGPイメージ

定年まで同じ会社で働き続ける男性は32%、女性は6.5%

よく、「日本の会社は終身雇用制で、定年まで勤め上げる人が多い」ということを聞きます。

シニアガイド

 

2018年のデータです。

 

定年を60歳までと考えると、男性で終身雇用を維持しているのは、31.6%。

女性は6.5%。

 

圧倒的に男性は会社に残り続ける。

 

で。

 

25歳で正社員入社。

27歳で転職。

45歳で自営業主。

46歳から派遣で働く。

派遣先5社。

 

という人生を送っている私が振り返って、終身雇用のままの方がよかったか?と考えると、

 

全くそれはない。

 

むしろ転職しない人生の方が考えられない。

視野の狭い人生を幸せとは思えない。

 

ホームページの情報を見るとね、転職しない人生の方が幸せと読めるけれど。

んなもん、

  • 会社を辞める権利とか、転職の自由があるということを考えさせない
  • 何があっても組織のために働く必要がある

等の目的が見えてくるので、従うべきではないと思う。

 

企業の意思というか、厚生労働省の意思も見え隠れします。

 

浮浪者が増えると困るからねぇ。

 

総務省統計局 労働力調査(詳細集計) 2021年(令和3年)4~6月期平均結果

https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/index.html

 

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一億総活躍社会主義

2021-09-05 11:45:24 | Social

社会主義(共産主義)や民主主義、自由資本主義などいろんな社会モデルが世の中には存在します。

 

2015年に、「一億総活躍社会の実現」が首相官邸ホームページにて掲載されています。

OGPイメージ

一億総活躍社会の実現 | 首相官邸ホームページ

少子高齢化の流れに歯止めをかけ、誰もが活躍できる「一億総活躍社会」の実現に向けて、政府を挙げて取り組んでいきます。

首相官邸ホームページ

 
  • 若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会
  • 一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会
  • 強い経済の実現に向けた取組を通じて得られる成長の果実によって、子育て支援や社会保障の基盤を強化し、それが更に経済を強くするという『成長と分配の好循環』を生み出していく新たな経済社会システム

 

うーん。素晴らしい。

素晴らしい社会主義。

 

自由資本主義なんかね、勝者と敗者が出てしまうので、良くないんですよ。

勝つか負けるか。

 

アメリカなんかしっかりとした資本主義ですから。

個人の選択のすべては個人責任なわけ。

勝とうが負けようが、すべての責任は個人にある。

 

日本人はそんなこと考えなくていいんですよ。

実際私はカール・マルクスの「資本論」も、社会主義も共産主義も、本格的に勉強することなく約半世紀生きることができたし。

 

なんとなく、

「日本は民主主義です」

「日本は自由経済主義です」

「社会主義とか共産主義は知る必要もないし、どちらかと言えば悪です」

と教えられて生きてきましたし。

 

自分たちが、非常によくできた、理想的社会主義国家、もしくは理想的共産主義国家の一員だとは思ってもいないわけです。

 

社会民主主義 - Wikipedia ?

 

日本型社会主義 - Wikipedia とか、 日本株式会社 - Wikipedia ともいわれるのですが。

 

 

だから、社会制度に全く疑問を持たずに、社畜だったり国畜だったり、いろんな呼び方があるけれど、会社のため社会のために、一生をかけて、「みんなのために」働き続ければいいわけ。

優秀な納税者である限り、社会の一員として認められますから。

 

決して、自己主張や、突飛なアイディアやクオリティを持って、人より優れた成果なんか出してはいけません。

 

勝ち負けが生まれてしまいますし、富の再配分ができないじゃないですか?

 

おとなしく、周りの顔色をうかがいながら、(誰かの)言うことを聞いて生きていればいいんですよ。

 

 

自分が社会のために生きて、自分のために生きていなかったと、死ぬ直前か、死んだ後に気が付けばいいんです。

 

それがみんなの幸せなのだから。

 

 

1984年 (小説) - Wikipedia のような全体主義国家なんか必要ない、個々人が勝手に監視しあう社会なのだし。

平和な国なんですから、それを壊しちゃいけませんよ。

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売れるよりもっと面白いこと

2021-09-05 00:16:54 | Office
売上とか目指しているうちは、まだまだ青い。

本物は文化を作る。

他の人のアイディアを刺激して、新たな創作物を作り出す。

その創作物が新たな文化を作り出す。


そういったものを作るには、それなりに没頭する必要があって。

他人の意見に左右されなかったり、近視眼的な商売を超えたところに文化の種が存在する。

それがわからない人間が、単純な利益追求をして介在することによって、その文化をブチ壊す。

日本で言えば、松下幸之介や本田宗一郎。
世界的に言えば、スティーブ・ジョブスやイーロン・マスク。

それらの才能を伸ばすのではなく、商売になるように制限することがよろしくない。


世の中には、「営業しかできない人」っていてですね。

自分でモノを作ることができないから、すごいものを作る人をコントロールしようとする。

ところが、そのモノの本来の価値がわからないで、ただ目の前の利益を追求するだけだと、結局何も理解できなくて失敗する。

ガラスを切るための工業用ダイヤモンドを、装飾品として売ろうとするようなもので。

ものの本来の価値を全く理解できない営業は、そのくらいの間違いを平気でする。


世の中の価値観や、社会の常識をひっくり返すようなモノを作るには、それ以上の細部の現実を理解できる微視的視野と、世界的な巨視的視野を同時に持ち合わせる必要がある。

そういった営業は、もちろんそんなに簡単にはいない。


文化を作るということは、今までの文化をひっくり返すということでもある。

既存文化を維持したい反対勢力を振り切ってやりきる必要がある。

その覚悟を持ち合わせない営業やプロデューサーをパトナーに選ぶと、それだけで衰退する。

世の中の、「失敗」のほとんどは、自己責任ならぬ、他己責任である。

つまらない企業文化や、その他個人の既得権益などを維持するために、革新的な文化は潰されるリスクを持つ。


それで、それらの苦労して作り出したものの成果だけを、自分のものにしようとする人間もいて。


そんなヤツに利益をもたらすのは、間違いすぎる。
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