学生時代に夜間救急病院の受付のアルバイトをしていたのですが。
当時、まだ18〜19歳。
病院の受付の前には喫煙室のある時代。
ある日、
「タバコ無いか?」
と受付に男性が。
「ありません。外に出たところにタバコの自動販売機があったかと」
私がタバコを吸い始めたのは、大学4回生の研究室の飲み会からなので、当時は喫煙習慣はまったくなく。
人生においてタバコを吸う予定もなかったのですが。
なので、タバコの銘柄やら、どこに売っているかなど知る由もなく。
「使えねぇな。ライターもないのか?」
「いいえありません」
「ったく、何もねぇなぁ。どんな教育を受けてんだ?」
「そうですね。どのような教育を受けたらそのようなことが言えるのでしょうか?」
その方、目をまんまるにしてました。
お客様は神様です。
しかし法外な人間に与える敬意など持ち合わせないよ。
病院では患者様が最大のお客様ですしね。