継続する前提ではなく、辞める前提で動かないと、決断できないことがあるなぁ。
事前に調べてわかることと、わからないことってあるのですが。
それについて、
やったことがあるか?
調べたことがあるか?
他の人がやっているのを見たことがあるか?
そもそも知らないか?
で、事前にわかること、できることは変わってきます。
例えば、役所に行って転出転入手続きを行うこと。
自分で引っ越しをしていなければ、転入手続きをする前に、転出手続きを済ませておく必要があることも知りません。
原付バイクを持っていれば、軽自動車税を前の市町村で止める必要があります。
しかしたいてい、転入先で古いナンバーを返納して、申請を行って新しいナンバーを取得すれば問題ありません。
したがって、その手続きのために転出元のナンバーを原付バイクから外して、持っていく必要があります。
しかし、知らなければできない。
そもそも軽自動車税を払わない人は、これを知ることもない。
この処理をするために知らなければならないのは、日本独自の原付バイクの道路交通法や道路運送車両法などの存在。
車と違い、原付バイクは市町村税対象で、税額も違う。
任意保険や自賠責保険の存在と仕組み。
さらにはそれら日本語文書の読解力、日本語コミュニケーション能力が必要になってくる。
こんなことを文章で書いても、やったことがない人にとっては全くわからない手続きです。
これに伴う市町村役場の対応員や対応システムの構築を仕事にしている人はすごいとは思います。
手続きができない人でもできるようにしておかないとならない。
さらには日本独自の制度を理解して、それら手続きを済ませる国外の人もすごいと思う。
こういうことはやってない人には、いくら説明しても理解できない。
役所での事務手続きは、このように面倒な作業が大量にあるってことを知らないと、手続き時間を予測し誤る。
そのあたりの経験知識を含めて、プロとかアマとか、玄人とか素人とか言うわけですが。
科学技術もそうだし、
会社運営、
法律や論争、
仕事の進め方など、
他人に対して、
「下手だなぁ。間違いが多い。もっとちゃんとやってほしいのだが」
と思うようになったのだけれど、それはそれらの問題に直面して、本気で知り、対策してきた経験量なのだろうなと。
自分もそうだし、世の中すべてを人類は知らないことを前提にすれば、程度の差なのだけれど、知らないことは知らない。
それを重々理解した上で、
専属のプロとして金をとる仕事で、役職も給与も高くプライドもあるというのに、雑務レベルで処理している自分より何も知らないし、何もできない、何も経験してないやつが失敗しまくる状況に腹が立つのは仕方なかろうよ。