議員は逮捕できません。
政権や君主によって、意志にそぐわない議員をやめさせないために不逮捕特権があります。
それがないと独裁政治が横行してしまうので。
そういう意味では文句を言うだけの野党もいなくてはならないわけで。
単独政権で独裁政治をさせないために。
本来的には会社における労働組合も野党と同じで、経営に独裁的な判断をさせないために文句を言う必要があるのですが、懐柔されて従順な労働組合が多いのも実際ですな。
会社に従属する労働組合よりも、外部のユニオンのほうが小回りがきく場合もあります。
その際、内部事情を詳細に伝える必要があるので、そのためにも実際に起きたことの詳細をしっかり報告できるよう、記録を残しておく必要があります。
それも、心身ともに弱りきってからはまずできないので、普段から行っている必要があります。
まぁ、権力を信用して従順になると、ろくな事にはならない歴史があるので、それを踏まえて普段から自己防御しておくことです。
上司が白と言えば黒も白くなる。
上司が黒と言えば白も黒くなる。
なんてことを本気で信じている人には、できない芸当ですが。
議員が罪を犯して自ら辞職することは多々ありますし、自ら辞める理由なんて引責辞任ぐらいしかないのですが。
不祥事を起こしても辞めない議員がいるときに、恥ずかしいから辞めろと言う前に、そういった裏の事情もあるという見方もしないと、政権の裏工作を見抜けなかったりします。
逆の価値観があることを考えるのは重要です。