ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

トリチウムの整理

2021-04-18 16:12:21 | 日記
トリチウムは三重水素の別名です。

通常の水素は、陽子一つ、電子一つの一番小さな原子。軽水素。

陽子一つ、中性子一つ、電子一つで重水素。D、デューテリウム。

陽子一つ、中性子2つ、電子一つで三重水素。T、トリチウム。

陽子と電子の数が同じなので、同じ水素とされますが、いわゆる放射性同位体で、半分が12.32年で電子とニュートリノを放出して(β崩壊)、ヘリウム3となる。

これを、「半減期12.32年のβ崩壊」という。


なんでこんなことを整理したかというと。

「福島原発のトリチウムをなくす科学技術がない」
という記事を見たためで。


なくせるんですよ?

強制的に核融合・核分裂を起こせば。

それは結局その制御に失敗したのが福島第一原発事故であって、それを繰り返せということ?

トリチウムだけ濃縮して水爆を作ることもできる。非常にコストが高いけど。

どこで爆発させるんでしょう?


人の扱える現実的な最大エネルギーが核エネルギーであるとして、原子を変えるということは、核融合・核分裂であり、エネルギーを制御する必要もあって。

できるけどできないでしょう?

ということを整理したかった。


完全に安全な廃棄方法はないけれど、地球上にも宇宙にも当たり前に放射性同位体は存在していて、その濃度と同等であれば変わらないと言える。

その「同等」をどこからどこまでとするかが問題とはなりますが。
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