別にカルロス・ゴーンを擁護しようとも思わないのですが。
日本人が海外で出張して仕事しますよと。
消費税のようなその場で支払わなければならない税金を除いて、所得税は軽くなる国の方で計算しますわな。
日本の国税庁は、「非居住者」には原則課税しないと明記しています。
各国を股にしょっちゅう行き来する人は、どこを居住地にするかで税金を支払う場所も変わる。
カルロス・ゴーンが日本だけを居住地にしていたとは考えられない。
学生時代「これいいんかな？」と思いながら依頼仕事でホームページ作ってましたが、「タックス・ヘイヴン」という、税制優遇国の安い税率で資産を管理するという方法もあって。
制約もあるけど、できないわけじゃない。
世界を股にかけて仕事をする人が、日本だけの税法で裁かれたらやってられない。
最低限の刑法などは守らなきゃまずいですけれど。
各国の税法を鑑みて合法だとして税務処理していたのに、長期間投獄されて事情聴取ではやってられない。
日産社内の上層部の経営的な軋轢があって、日本の税法を使ったという見方をしていますよ。
結局日産経営陣もその後責任取る羽目になるし。
表向きだけで物事判断しないほうがいいですよね。
