Audibleを導入。
いわゆる聴く読書というもの。
村上春樹の「1Q84」を読んでおきたいなぁと思うも、結構巻数があってボリュームもある。
読書時間をしっかり確保できない上に、Kindleなどのスマホ読書は目や肩に直接的な疲労として来る。
「最高の勉強法」でスキマ時間でのインプット方法として紹介されていた、聴く読書方式を試してみようと思っていたのだけど、良い機会なので導入。
月額1500円と比較的高い出費だけれど、これがうまくいくのであれば色々とインプットしておきたい事がある。
それとは全く別の話として。
田舎の組織や現場よりの組織では、財力や知力等の人間力が劣る。
橘玲の「幸福の『資本』論」によれば、その場合重要な資本は、社会的資本となる。
いわゆる、仲間などの人間的つながり。
差別する気はないけれど、女性の主婦コミュニティなどは、人の感情や態度や噂話が主な話題になったりする。
女性は男性よりも社会的生物であるとする説がある。
狩猟社会で危険な前線に立つのは男の役割であり、女性は家を守る役割があるとする古来よりの役割分担。
女性は常に所属するコミュニティの人間関係を重要視せざるを得ない。
だから、女性の相手から得る情報は、ちょっとした表情や言葉の表現手法の変化であり、頬の明るさなどを敏感に感じ取ることのできる視覚細胞が発達しているらしい。
比較して男性の視覚細胞は、猫や猛禽類の鳥のように、素早く動く物体を捕らえやすいとされる。
つまり、女性と男性では物事を感じ取るセンサーが違うため、相手が何を考えているのかを感じ取る能力そのものが違うという説がある。
あくまで統計的な性差として、男性の筋量のほうが多いのは、有意な差でもある。
財力や知識技能が少ない中でコミュニティ内での地位を確保するためには、同コミュニティ内での優位性を維持したり、発言力を高める必要がある。
逆に財力や個人的技能力で人より優れる場合、いわゆる男性的には、本来的には他人の感情まで鑑みる必要は低いと言える。
力と力の比較、能力と能力との比較で決着がつく。
力が少ないから、自分を棚に上げて他人の批判をすることは多くなる。
中小企業を組織化するメンバーシップ型雇用体制の中では、他人や自分への批判が最大価値となってしまう。
無論本来的には、年功序列やら性差が存在することはおかしい。
しかし、知識技能のレベルがそもそも低かったり、財力に乏しければ、人間関係の継続的確保が最重要課題となる。
ところが、人間関係が構築されれば、協力者を求めて、多勢に無勢を構築できる。
とりとめもない雑文ですが、そういった考え方もあるということで。