題名は、基本的に検索しづらくしています。
というか、主題ではなくオチとして題名をつけている場合もあるので、落語の題目みたいな感じでもある。
Googleが探し出しても、人が選ばない限り検索上位には上がらないので。
内容を適切に表す題名をつければアクセス数は上がるのでしょうけれど。
一面的な結論であったとしても、他の面から見たら結論は大きく変わるのでね。
確定論だとも思っていないから、それだけで自分の意思決定をしないでくださいね。
言葉にできるのは私の思考の一部ですから。
人は忘れます。
忘れるということを定量化しようとしたのが、エビングハウスの忘却曲線です。
忘却と言っても、0か1かの2値化は評価にも応用にも難しいので、節約率を使っています。
再度覚えるために、どれだけ効率よく覚えられるか?
こうすることによって、文化や宗教性別年齢などによって得られる生得的情報などの誤差を排除したのでしょう。
賢い。
こうすると、時間の対数を逆数にした関数で、人は急激に物事を忘れることがわかる。
(数学式を文章化すると分かりづらいので、グラフとか式を見てください)
とにもかくにも、良い記憶だろうが、悪い記憶だろうが、人は忘れるのです。
とはいえ一度学習したことは全く忘却することもない。
これは最近非常に実感しましたね。
約半世紀生きてきた自分の情報を、良い情報も悪い情報も、ひとまずすべて整理して棚卸ししました。
ほとんど忘れかけていたけれど、結構な成果を上げていたこともわかりました。
20年ぐらい前からすべてのレシートを取っていたんですよ。
テレビか何かで、レシートには場所と時間や何を買ったかなど、すべての情報が載っているので、なにか起きた際のアリバイ証拠になると。
最近になって青色確定申告をするために、それらのレシートをどのように整理すればいいかの手法を確立させたので、それに従って過去全てのレシートと収入も整理しました。
そんな作業をやると、いつどこで何をやっていたか、すべて棚卸しできます。
病院の領収書もあるので、その頃どんな不調を抱えていたのかもすべて棚卸しできる。
基本的には事実ベースの数値なので、客観的データですよ。
やり遂げて言えることは、やっぱり忘れるということ。
いいことも悪いことも、時が経てば忘れる。
とんでもない失敗もあるけれど、とんでもない成功や成果もある。
一時の自分や他人の感情や評価によって、いい経歴、悪い経歴のどれかに焦点が当たることはあるけれど、全体の経歴を並べると、激烈に悪くもない。
自分自身を第三者的に評価して、よくやったなぁと思える。
そんな情報整理をした自分自身も褒めますけれど。
履歴書によって自分の経験を整理するというのも重要だけれど、より微細に自分の経歴を整理してみた。
まだ全て終わったわけではないのですが。
整理した情報によって、いつどこで何にどのような出費傾向があったのかの分析はしていないので。
その分析を行う前段階までは終わったけれど。どこまで分析するかはそれもまたきりがない。
過去にこれができたのだから、このぐらいできるだろうと、自分のスペックを測るとか。
決してマイナスにはなりませんでしたね。
過去ばかり振り返らないというのもあるけれど、間違った経歴を自己認識しているのとでは全く違いますよ。
他人の記憶に残っている自分の歴史は、自分で感じて考えたことの、ほんの一部の切り出しですから。
その他人の情報をフィードバックしてしまって、自己認識を誤るということもあるなぁと実感しました。
ロケット発射台の基礎は整理して固めたので、発射するための準備とカウントダウンをはじめられています。
いいことも悪いことも忘れられる。
そして、
他人の記憶の自分と、
自分の記憶の自分と、
自分の記録の自分と、
全てが違うことも。
国や社会や会社もそうですよね。
自分のフルスペックを出すためには、自分の経験技能の棚卸しは重要ですよ。
老後のエンディングノートに近いかもしれないけれど、約半世紀生きたこのタイミングで、人生の棚卸しができたことは非常に有意義でしたね。