いいこともあったけれど、どちらかといえば私の人生は波乱万丈で。
良くないことのほうが多い。
その経験から、世の中の常識としてよくある、
挨拶をしましょうとか、
掃除をしましょうとか、
片付けましょうとか、
シャツにアイロンをかけましょうとか、
そういった地道なことの重要性をひしひしと感じる。
知らなければ面倒でやりたくないことばかりなのだけれど。
やっておくと、イザというときに役に立つ。
その上で、なぜこのような法律があって、これをすると罪になるかを実体験を持って知っているから、とてもよく理解できる。
逆に言えば、そのような修羅場を体験していなければ、法律の意味などよくわからないし、守ろうとも思わないのだろうな。
赤信号を守る意味を知らなければ、信号がどうであれ関係なく進む。
事故を起こせば、経済的にも、肉体的にも、社会的にも、めちゃくちゃ痛いことになりますよ。
知らなければ守らない。
仕事も、そういった痛い思いをしない限り、法を守らなくてもどうでもいいとなる。
なんのために労働時間を守らなければならないかなんて、わからなければ守らないよな。
前かがみでモノを持ち上げることが、腰痛の原因となって、労災適用されるなんて知らなければ守らない。
その他諸々制限事項があるのだけれど、知らなければ守る必要がわからない。
幸せな生い立ちが、何も知らないために罪を犯すなんて思いもよらないだろう。
どちらが幸せなのかは今のところ判断がつかないけれど、私は真面目にルールを守ったほうが、あらゆるリスクを回避できると思っていますよ。