調べ物で図書館に行ったら、5Sの本があったので読んでみた。
興味深い内容でもあったのだけれど、5Sの講師が書いたものなので、営業されないようにもする。
片付けの効能は、片付けると判断ができるということで。
グチャグチャのままで、物事の判断はしづらい。
ある程度片付いて、
「なるほど、これがこうならこうしよう」
と判断がつく。
グチャグチャのままだと、判断の根拠があやふやなままなので、決断しづらい。
東日本大震災の津波被害地での家の片付けを行うと、家主は家の取り壊しを決断できる。
家にあったものが埋まっていたのだけど、すべて出して掃除すると、必要なものが整理されて出てきたし、この家に住めないことは明らかなので、もう壊してもいいと判断できるのだと思う。
記憶や思い出の整理がつく。
今現在の自分は、一日24時間でできることの限界があるので、とにかく管理する必要のあるものを減らしていっている。
簡単なところは、使えないもの、使わないものを捨てる。
経営管理的には、棚卸管理項目を減らすとか、必要なものを必要なときに必要なだけ手にする、JIT(Just In Time)とも言える。
人に例えるなら、贅肉を減らすということか?
余計なものが増えて身動きができなくなることを減らそうと。
金が増えても、余計なものが増えて、身動きが取れなくなるのでは、本末転倒もいいところで。
有効に使える時間を増やすために、使わないものにかける手間を減らしていっている。
いらないものを増やすと、判断ができなくなるし。
ミニマムライフを目指していますよ。
いつでも現状を放棄できるようにするためでもあるのだけど。
身動きしづらくてかなわない。