少し前に、NHKか どこかのテレビ番組で、
仏像の特集を見ました。
見たい番組もなかったので、その番組を何となく見ていると、
その仏像は、今まで自分が見てきたことのない
木彫りの仏像で、衝撃的でした。
仏像ばかり見ていたので、ナレーションもほとんど聞かず、
だれの作品かも分からないままその番組は終わってしまいました。
確か、親鸞だったか、空海だったか、
そんなお坊さんのような名前だったなぁと、
ネットで調べていると、ありました。
「 円空 」
その作品は、どれも荒々しくありながらも、
デザイン的で、見とれてしまいました。
生涯で12万体もの仏像を彫ったそうです。
円空が生きていた時代は、今から350年ほど前。
こんな昔に、こんな大胆で、アート的な仏像を作った円空は、
天才としかいいようがありません。
masa