さしこうでは、先日ギャッベ展が終了しましたが、
よくメンテナンスについてのご質問いただきます。
・ 液体をこぼした場合はどうしたらいいの?
・ 犬や猫がいるんだけど大丈夫?
・ クリーニングはどうしたらいいの?
など、ギャッベはほかの絨毯に比べて、汚れにくい性質を持っていますが、
ギャッベを扱う上で、それぞれのご家庭の様々なお悩みがでてきます。
液体などをこぼした場合は、すぐに乾いたタオルで水気を吸い取って
いただければ大丈夫ですが、どうしても気になる場合や長年の汚れを
落としたい方のためにクリーニングもおススメしています。
先日、さしこうでいつもお世話になっている絨毯専門のクリーニング屋さんに
伺う機会がありましたので、洗いを見せていただきました。少しご紹介したいと思います。
まず、ギャッベは絶対に自分では洗わないで下さい。ギャッベはしっかりと厚みがあり、
踏み心地ふわふわなのですが、厚みがある分、非常に乾燥に時間がかかります。
水気を含んだままの状態は劣化のおそれがあります。しっかりと水気を取りのぞき、
素早く乾かすことがご家庭では難しいのです。
特にシルクの手織り絨毯をご自分で洗われて、カチカチになったとか
色落ちしてしまったとかよく耳にします。絶対に自分で洗わず、ご相談ください。
※画像はペルシャ絨毯の洗い
長年溜まった汚れを大量の水で、しっかりと洗い落します。
くわのような鉄のついた棒で、水と汚れを掻き出します。
しっかり汚れと水が切れるとこんなにもキレイになります!
そして、よく日の当たる場所で素早く、乾かします。
その他にも様々な工程がありますが、大きい流れはこのような感じです。
さしこうには、認定試験に合格した「絨毯アドバイザー」が5人在籍しています。
細かなことでも結構ですので、お気軽にお問合せください。
わたしたちの願いは、思いの詰まった絨毯を末永く使っていただくことです。
マサ