さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

営業時間短縮と休業日拡大について

2020年05月04日 | さしこうお知らせ

<お知らせ>

 

 

■ 新型コロナウイルス感染拡大防止措置 ■

 

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営業時間短縮の延長及び
休業日拡大についてのお知らせ

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政府より全国緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受けて、

さしこう全店では下記の通り、5月31日まで継続して営業時間の短縮と

水曜の定休日に加えて木曜日も休業とさせていただきます。

新型コロナウイルスの感染拡大を何としても防ぐ対策として、

企業としてできる限り歩幅を合わせる所存です。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

※終息が見込まれ、宣言が解除された場合には変更になる場合がございます。

 

< 営業時間短縮の延長 >

5月7日(木)~5月31日(日) 17時閉店

 

< 店舗休業日の拡大 >

5月8日(金)以降の木曜日 全店臨時休業
※5月31日まで(水曜は通常通り定休です)

 

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

2020年05月04日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第九回

 

5日目(後半)

 

クムは前回の記事でも述べたようにラジャビヤーン工房やマスミ工房などが

活躍する絹絨毯の産地として名高く、またシーア派の第二の聖地として知られる宗教都市です。

美しいシルクのペルシャ絨毯をしっかり堪能したあとは、これまた美しいモスクへ伺いました。

金ピカのモスク!!圧倒される存在感です!

 

さすがに宗教都市だけあって女性は簡単なストールを捲くぐらいでは入場できません。

モスク内に入るには「チャードル」と呼ばれる伝統的な衣装をまとわなければなりません。

チャードルは、イスラム圏においてのドレスコードです。

 

銀ピカもありました!笑

 

金や銀の圧倒的な派手さもあるのですが、モスクのタイルはすべて手作業!

ひとつひとつ、色の違うタイルを型どおりに削り出し、はめ込んでいきます。

イランの人は絨毯にしてもモスクにしても地道にコツコツとする人種なのでしょうか。

 

さて、次なる場所は本日の最後、「カーペットミュージアム」

ここにはイラン各地のさまざまな絨毯が収められています。歴史的な絨毯から

特大サイズの絨毯、日本ではなかなか見ることのできない逸品が一堂に見られます。

 

ちなみに現存する世界最古の絨毯は、「パズィルィク絨毯」と呼ばれ、

なんと紀元前(約2500年前)に製作されています。

紀元前の絨毯が残っているのは本当に奇跡的です。これは発見したとき、

偶然にも古墳が氷で閉ざされていたから劣化を免れたそうです。残念ながら、

訪れた「カーペットミュージアム」には所蔵されておらず、ロシアの美術館にあります。

 

話を戻しまして、、、カーペットミュージアムでは館内が大変広く、

イラン各地の目がくらむような名品の数々がところ狭しと展示されています。

産地:ケルマン・ラバー 20世紀

産地:センネ 19世紀

産地:カシャーン 19世紀

 

どれも見ていると頭がボーッとなるほど緻密で、なんだか宇宙の縮図のようです。

小さな文様がびっしりと細かく入っているのですが、きちんとどれも主張してきます。

館内が少し薄暗く、フラッシュも禁止なのでよく撮れませんでしたが、

あれもこれも素晴らしい絨毯のオンパレードにお腹いっぱいです!

 

明日はいよいよテヘランのバザールで絨毯の買い付けです。

今晩はホテルでゆっくり休んで、明日に備えたいと思います。

 

そういえば、前々回のブログでケバブが美味しくて体重が心配という

お話をしましたが、サービスエリアにあった体重計に乗ってびっくり!

79.4Kg!!!

ステキな絨毯でお腹いっぱいどころではなく、

ケバブでお腹がいっぱいでした!笑

 

出国前より確実に3キロ以上は太ってます。汗

でもケバブは・・・やめられません!!笑

       つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

2020年05月04日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

 

5日目(前半)

 

朝目が覚めると昨日の砂嵐はどこへやら。

イランに来て5日目。カラッと晴れた清々しい一日の始まりです。

今日もペルシャ絨毯工房めぐりの予定ですが、本日のクムは、ペルシャ絨毯の中でも

シルクを使った絨毯が盛んな産地です。

 

日本人には、元来シルクへの強い憧れがあり、「シルクロード」などという響きは

聞いただけでワクワクするような魅力的なものがあります。

 

煌びやかなの光沢につるつるの手触り。美しい絨毯に出会える喜びを抑えつつ、

まずは「ジェッディー工房」へ訪問。ジェッディー工房の絨毯は華やかな彩色で

緻密な文様を細かく織り出す素晴らしい工房です。

 

引き込まれそうな魅惑の絨毯

かなりの枚数の絨毯を敷きつめて見せてくれました。どれも綺麗ですね~

 

そして、何よりもジェッディーさんの優しく朗らかなお人柄が素晴らしい!!

もはや”お約束”の固い握手をかわし、ジェッディーさんの絨毯を堪能しました。

 

場所が変わり、続いて本日の2件目の工房へ。

日本でもファンが多く、馴染みのある方も多いと思いますが、「マスミ工房」へお邪魔します。

 

全く関係ありませんが、私の嫁の母がマスミ(真寿美)という名前で、

軽々しくも最初からわたし個人的に親近感がありました。笑

それはさて置いても、実際に会ったマスミさんは本当にユニークで楽しく、

人懐っこい感じのまさに親近感のあるお方!テンションも高めです!!笑

選ぶのも楽しくなる色とりどりのペルシャ絨毯!

特に日本の女性にも人気の高いマスミさんの絨毯は、繊細で上品な芸術品でした。

 

続いて向かったのは、個性派のペルシャ絨毯工房「ジャムシーディー工房」。

常に新しいデザインを取り入れ、斬新な色使いと緻密な文様のペルシャ絨毯を作り続けています。

写真はほとんど撮れませんでしたが、記念に一枚。

 

そして、本日のペルシャ絨毯工房めぐりも最後の4件目。

ここも個人的に楽しみにしていたバラの文様でお馴染みの「ラジャビヤーン工房」へ。

 

平面的なデザインが多いペルシャ絨毯の中で、立体的で奥行きを感じる

バラの柄は、見るものを惹きつけ虜にしてしまうほどの美しさ。

 

ここでも買い付けるか非常に悩んだ逸品がこちら

この手前の絨毯が本当に美しかったです。

かなり悩みましたが、明日以降も買いたいものがあったので、やむなく断念。

いつかまた出会えたら、買い求めたい一枚でした。

 

こちらがラジャビヤーンさん。紳士的で素晴らしい方でした。

 

午前中のうちにペルシャ絨毯工房を4つもまわるという強行スケジュールを

無事に終え、午後からは、モスクや美術館などの観光も日程に入れています。

観光でつかの間の息抜きと思っていたのですが、

午後からも素晴らしい絨毯や珍しい絨毯のオンパレードでした!

            つづく

 

も~頭の中は絨毯でぎゅうぎゅう詰めです。笑

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

 

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【過去記事】「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

2020年05月04日 | 番外編

※さしこう全店臨時休業の為、2016年に公開した記事の再アップです。

 

 

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

 

4日目(後半)

 

ペルシャ絨毯の作業工程を目の当たりにしたあとは、バザールの中を散策。

バザールの中は、衣料品や工芸品、みやげもの屋から絨毯まであらゆるものが軒を並べ

ひしめき合っています。同じ分類の商品はお店が固まってあるのがお約束で、

買いたいものが各ゾーンに分かれています。

賑やかなバザール。様々な工芸品の職人も沢山います。

 

イランの工芸品であるガラムカールと呼ばれる布に一枚一枚、手で判を押す職人。

 

こちらはペルシャ芸術のひとつ、ミニアチュール(細密画)の絵の具。

貝殻やラクダの骨などに緻密な絵を描いていきます。

 

そして絨毯の店舗ゾーンへ。数十件の絨毯商が我こそはと沢山の絨毯を並べています。

その中のひとつにある、目的の「シャハプール工房」に到着しました。

シャハプール工房は50年以上の歴史をもち、堅牢で美しい絨毯を作ります。

さっそくお目当ての絨毯を見せてもらうことに。

 

特に花柄の絨毯が魅力的でした。こちらはパンジーの花。

 

どれも素晴らしいクオリティで、こんなステキな花柄の絨毯が部屋にあると

なんだか幸せな気分になるだろうな~と想像しながら眺めていました。

 

 

こちらでもシャハプールさんと記念写真。

買い付けには至りませんでしたが、幸せの花柄絨毯を見せてもらい大満足でした!

 

そしてまたまた次の目的地へ。

このように大量に積まれた絨毯を横目に見ながら、たどり着いたのは「ハビビヤーン工房」。

 

ハビビヤーン工房はナイン産の有名工房です。

イスファハンの東に位置するナインで、最初に絨毯づくりを始めたと言われています。

もともとは僧侶などが身に着けるマントを作っていたという異色の工房。

ナインの絨毯が世界的に有名になったのもハビビヤーン工房の

人力と功績のおかげと言っても過言ではありません。

 

ハビビヤーンの絨毯がこちら

 

ナイン産の絨毯は豪華絢爛と言うよりも、お部屋に溶け込みやすく、

他の家具などともマッチングしやすい絨毯です。特に日本人には人気です。

 

ハビビヤーンさんは、けっこう豪快な方で、商人の匂いがぷんぷんする人でした。笑

 

今日の行程はここまで。これでイスファハンともお別れです。

次なる場所は、宗教都市のクムです。

クムは首都テヘランから南に120キロの位置で、シーア派の聖地でもあります。

 

イスファハンからクムへ車で移動中、ひどい砂嵐に見舞われながら、19時ごろには到着。

せっかくの美しい宗教都市なのに砂嵐で100メートル先も見えずらい始末。

残念ですが、明日の朝、晴れることを期待!

 

そうそう、イランの食事ですが、外食の食べ物と言えば昼も夜もほぼ「ケバブ」なのです!

大変おいしいのですが、外国特有のビッグサイズと高カロリーと思われる

脂分たっぷりのお肉になんだか体重が心配です。汗

 

この量!!!笑

これをほぼ毎日、昼も夜も食べ続けます。笑

今日も動けない程、お腹いっぱいになり、明日の行程を楽しみにしつつ眠りました。

          つづく

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

 

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