さてさて飛騨の匠の技術に触れた後は・・・
体験です♬
何と工房の計らいでイスの組み立てを体験させていただきました!
今回組み立てるイスは1脚で部品の数は20個ほど(゚Д゚)
組み立ての順番も決まっており最初は脚から組み立てていきます
脚を組み上げたら座面に組み付け最後に背もたれのスポークを
という順番だそうなんですが・・・
脚の部品1つとってみてもパッと見た感じ前後上下の区別がつきません(;゚ロ゚)
どっちが床につく側?座面にはめ込む側はこっちで合ってるのか??
サッパリ分からず自分なりにあーだこーだ考えながら組み立てようと頑張りましたが
結局飛騨の匠のお力添えをいただきました(~_~;)
脚を組み上げたら次は背もたれのスポーク部分の組み立てです!
まずはスポークを11本座面に打ち込んでいきます
ここの部品は接合面積が狭いので力任せに打ち込むと接合部分が潰れてしまいます(+_+;)
なので優しくそ~っと上から叩いていくんですが・・・
力加減がメチャクチャ難しい!!!
弱いと奥まで打ち込めないし強いと接合部分が潰れるし(゚_゚;)
飛騨の匠の方曰く「丁度いい力加減で2~3回叩いて打ち込めればベスト」との事(>_<)
そ・れ・が・難しいんですよ!その丁度いい力加減っていうのが(T_T)
1時間以上四苦八苦しながら11本のスポークを打ち込みました(゚_゚;)
最後に背もたれの上の通しの材(笠木と言います)を組み付けます!
これも非っ常~に難しい(>_<)
と言うのもスポークを座面に打ち込んだ際に笠木を接合する部分を叩き過ぎて潰してしまったんです(T_T)
またまた手直しをしていただきました(~_~;)
慎重に組み上げていく私ろぐお(笑)
そしてやっとこさ完成したイスがこちらです!
所要時間2時間の超大作(笑)
やっと出来た~♫ メチャクチャ難しかった~!!!
でもよく見ると・・・
接合部分に少し隙間が空いてしまっています(゚Д゚)!
しっかり奥までスポークが打ち込めてないという事ですね (´д`)
恥ずかしい・・・
ちなみにこのイスの組み立て作業ですが
飛騨の匠は僅か5~10分で組み上げてしまうとの事(゚Д゚)!!
メチャクチャ早いっ!!
10倍以上の時間がかかってしまった (-_-;)
この所要時間の違いだけで飛騨の匠の凄さが分かっていただけると思います!
実際の商品になるイスはこの後木の質感を損なわない様に研磨され
さらにその後に塗装されて完成となるんですが
研磨作業1つとっても塗装が上手く馴染むように手作業で行われ
塗装も何度も重ね塗りされるなどかかる手間暇は一様ではありません
飛騨の匠がこれだけの技術と時間と労力をかけて作り出す家具!!
ぜひさしこうに飛騨の家具の素晴らしさを体感しにいらしてください♫
飛騨のイスに一緒に座りながらお話ししませんか(*^_^*)
今回の連載は以上です!
ご覧いただき誠にありがとうございました!m(_ _)m