さしこう本店では、今月末より
「藍染付二人展」を開催の予定です。
藍染作家の渡邉洋美さんと染付作家の福西雅之さんの作品を
さしこう本店ギャラリーにて一堂にご紹介します。
先日は、渡邉さんの工房にお邪魔し、
私も藍染の体験をしておきたいなと思い、教えていただきました。

渡邉さんの工房前には、蓼藍(たであい)を育ており、
ちょうど青々と育った蓼藍が出迎えてくれました。

こちらが徳島から送ってもらっているという藍を
乾燥させたものです。
これをアルカリ性の液につけて、藍汁ができます。

こちらが藍甕(あいがめ)。
浮いているのは藍の華と呼ばれ、
空気を入れるために混ぜるときにできる泡のようなものです。
藍が元気かどうかのバロメーターとしても見られるそうで、
藍汁がしっかりと染まる元気なうちは泡もモコモコで、
鮮やかな藍色をしているそうです。
今のバロメーターは、人間でいると
ちょっと中年くらい(?)だそうです!

今回は、塩ビのパイプにハンカチを巻き付けて染める
染め方を試させていただき、漬けては出して乾燥させる工程を
2分ずつ7セット程繰り返しました。
そして、水洗いして乾燥させたものがこちら!

なかなかいい感じに仕上げりました!
かっこいい!!!

波打ったような模様が特徴的な一枚になりました!
渡邉さん、ありがとうございました!
渡邉さんの作品は、7月31日(土)~8月9日(月)までの
日程で、さしこう本店ギャラリーにて見られますので、
詳しくはまたお知らせいたします!
最後に、布の感触を確かめながら素手でしたので、
手もこのような感じに!笑

当分取れませんが、見るたびになんか職人の手見たい!と
ひとりで職人気分を満喫しております。笑
ま さ