◇さしこう本店◇
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営業時間 10:00~18:00
水曜定休 Pあり
◇さしこう岡山大福店◇
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営業時間 10:00~18:00
水曜定休 Pあり
続いてやって来たこちらの工場で掛布団が作られていました(^^♪
まずは生地を布団のサイズに合わせてハサミで裁断していくワケですが
ただ裁断しているだけではもちろんありません♫
こちらをご覧ください!
生地の柄がバッチリつながっているのがお分かりだと思います
これは柄合わせと言われる方法で着物の仕立てによく用いられる技法です(#^.^#)
縫い代をしっかり考慮して裁断しないといけないワケです
こだわり細かっ‼‼
そしてそして裁断した生地をキルティングしながら縫製していく作業にもこだわりが♫
縫製する糸は太めのコットン100%の糸を使い
針は極細の縫い針が使われています
こうする事で針穴が糸でキッチリと塞がれるため中身の羽毛が吹き出さなくなります!
いや~スゴイこだわりと技術が満載ですね(^^♪
そしていよいよ羽毛の充填作業です♪
使われるのはこのような機械です
これで規定の量の羽毛を強風とともに送り込んでいきます
これも例によって体験させていただきました!
結構な風です(^^;)
縫製した生地が風で持っていかれそうでした・・・
いえ本当に!!
やってる途中で怖くなってきたんですm(_ _)m
そんなワケで羽毛の充填が終わるとこんな作業が待っています♬
何やら羽毛布団を広げてトントンたたく方が1人
これは布団のキルティングした各区画に羽毛が均等に行き渡るようにたたく行程だそうです
え!? たたくだけ?
そうなんです!たたくだけなんです!!
私ろぐおもビックリしました( ;_; )
原始的といいますか何といいますか・・・
裏を返せばそれだけ繊細な作業を職人の方の手作業に委ねられているという事ですね!
ちなみにこの職人の方はこの作業一筋30年のキャリアだそうです!
スゲェ(゚Д゚)!
プロ中のプロだ!!
いや~!!
今回の滋賀県研修はとても奥深く有意義なものでした!!
IWATAの眠り一筋190年の歴史はスゴかった(゚Д゚)
ここまでご紹介してきましたIWATAの寝具は明日 9/10(土)から開催の
『幸葉祭』で特集させていただいております(#^^#)
日々の眠りに悩みがあるそこのアナタ(^_^)
この機会にぜひ眠り一筋190年の技術とこだわりを体感しにおいで下さいませ!!
今回の連載は以上です
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
さてさて続きまして潜入するのはこちらです( ^^)
羽毛研究所‼
こちらでは生産地から届いた羽毛の品質管理やチェックなどが行われています
早速中に失礼して(*´ω`*)
またまた登場の米沢氏です( ^^) _
見せていただいた作業がこちら!
この緑のBOXは何ですの?
実はこの作業が羽毛の検査作業だそうです(#^^#)
その名も組成混合率検査‼
羽毛といっても部位によって色々と分けられるそうで
例えばダウンとフェザーですね♪
ダウンとはこんなヤツで
フェザーとはこんなヤツです!
IWATAでは生産地から届いた羽毛から無作為に3g取り出し
それをこの緑のBOXの中でダウンの大きさの大小やチリなど
8種類に細分化して羽毛のクオリティをチェックされています!
しかもこの検査はIWATAの羽毛の検査官とも言うべき専門の方が
全て目視でチェックしています Σ(゚Д゚)
つまりは手作業‼
羽毛を1つ1つピンセットでつかんでチェックした上で
それぞれに分けていきます!
私ろぐおも実際に体験させていただきました
先ほど羽毛から無作為に3g取り出すと言いましたが羽毛は非常に軽くて
かさが多いので3gといってもえげつない量です(*_*)
これ何時間かかるんだ!?
率直にそう思いました(*´ω`*)
そもそもどれがどれに該当するのか全く分かりません(;^_^A
ダウンの大きさ1つとっても大きい部類に入るのか小さい部類に入るのか
チリなのかフェザーなのかすら分かりません・・・
本当にスゴい作業です‼
その道のプロって本当にスゲェ (゚Д゚)
ちなみに羽毛をつかんでは米沢氏に
これはフェザーですか?チリですか?と聞いて分類していきました(*´ω`*)
もう目と頭がクラクラしました(>_<)
他にも油脂分率や羽毛の損傷度さらにはPH検査や洗浄度合などなど
10項目の検査を行うそうです
このような検査をくぐり抜けて掛布団の中身となる羽毛が厳選されていきます!
こうして厳選された羽毛をさらに第三幕でもご紹介した
IWATA独自のイオンとオゾンの働きによる処理技術により極限まで不純物が取り除かれます
次回はいよいよ実際に掛布団を作る工程に入ります♪
マットレスの製作工程はまだ続きますよ♪
更にさらに詰め終えた後に生地にシワが寄っていないかパンッと張っているかどうかも確認したうえで
仕上げに綴じ糸を表裏24か所に通していきます( ^^)
針も見た事ないような太さと長さ (゚д゚)
厚みがあるので針を通すのもかなりのカがいります (>_<)
この作業をマットレス1点につき24回繰り返してやっと完成となります♪
ところで『ラークオール』とはどんな意味なんでしょう?
やっぱりちゃんとした由来があるんだろうか・・・
米沢氏に聞いてみました!
LARKは英語で【ヒバリ】 0WLは【フクロウ】
どちらも鳥の名前ですね(*^^)v
英語ではヒバリは夜明けから朝に活動するので朝型人間を象徴するそうで
逆にフクロウは夜行性(#^^#)
夜型人間の象徴なんだそうです
朝早く起きて健康的な毎日を送る方も夜遅くまで頑張っておられる方も
すべての方にぐっすりと深い睡眠をとっていただきたいという願いから『LARKOWL』と名付けたそうです!
ものづくりのストーリーは知れば知るほど引き込まれていくものがありますね(#^.^#)
IWATAのこだわりや職人業だけでなく名前に込められた想いまで伺う事ができ
とても有意義な時間でした!