satineko日記

猫が好き、花が好き、2015年カワセミを見てから野鳥も好きになりました。

大晦日に

2011年12月31日 | 日記
昨日は今年の汚れを落としに日帰り温泉に行って来ました。
温泉で温まって、年に一度の「アカスリ」をして頂き、今年の厄災も一緒に落ちたように思える程つるつるになりさっぱりしました。

今年は3.11の地震では特に被害はなく済んだこの辺りですが、初めて経験した大地震、その後の余震東北の方達を思えば何をしたら良いのか、行動が出来ないのが情けなく胸が痛むばかりでした。
市内に被災者の避難場所が出来、多数の方がボランテアに並んだそうですが、結局することがなく帰されたそうで、多くの方がボランテァの気持ちがあっても募金を渡しても被災地に届かないとか、品物不足はオイルショックを経験した世代には当時が思い出されました。
被災地に少しでも回したいガソリンやお米が品切れになりましたが、買いだめはしないで有る物でしのごうと思っていた所に、猫友からお米が贈られて来た時には本当に嬉しかったです。

福島第一原発の被災で東電の輪番停電が始まり、信号までが消えて夜の街から灯りが消え電池が売り切れ、被災地を亡くなられた方の無念を思い耐えるしかない日々でした。
節電、エコ、夏の暑さにも我慢でした。

6月には登山でのくるぶしの骨折、初めてのギプスでベッドで寝るのはブーツを履いて寝ている状態で何とも不自由でした。
それでも日が経つと治り、普通に歩ける事がどれほど大切かと実感されます。
車いす、経験をして初めて乗り心地が判りました。

歩けなかった間は茶道も太極拳もお休みでしたが、三か月の間にDVDで韓流ドラマに填り、余震も落ち着いてきた10月には初めての韓国旅行に行ってきました。
ドラマで見ていた韓国ですが近くて時差もなく繁華街もホテルも日本語が通じて韓国と言うテーマパークにいると錯覚しそうでした。
地下鉄でも街でも年配者に優しく若者が礼儀正しく、夜にはお祭りのような屋台でいっぱいの繁華街でも人が車の道を開けて譲り合って車が通り過ぎるのは日本では考えられない光景でした。

10月29日ラブが15歳で逝きました。突然すぎる別れでしたが最期の一日を一緒にいられたのがラブからのプレゼントだったと思えます。
11月は涙がこぼれてばかりでしたが、12月に入り大掃除に明け暮れ何とか今年が終わります。

明日は新年、平穏無事な年でありますように!

いつもお心にかけて下さって有り難うございました。
皆様にもどうぞ良いお年をお迎えください。