のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

農民と衣服 - 中世フランス

2023-10-28 | 『コスチューム』
15~16世紀。

フランス。

農民の生活は自給自足が基本。

衣服も自作した。

糸は羊の毛。

自分で布を織り、服を仕立てる。
これは女の仕事だった。

制作には手間がかかるため、布は必要最低限。

上着は着たきりで、汗、泥による悪臭は薪で燻していた。

【ジャーキン】
袖付き、腰下丈、上着。
ダブレットの上に着る。
毛織物。
15世紀頃から使用され、後に労働者階級に広まる。


【ホーズ】
ズボン。
筒状に加工した布を左右の足、それぞれに通す。
端はダブレットやチュニックの裾に紐留めした。



【くつ】
木靴(クロッグ)
靴が水を吸い、足が冷えるのを防ぐ。
柳の木を使用。





出典∶コスチューム 中世衣装カタログ 新紀元社

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