15~16世紀。
フランス。
農民の生活は自給自足が基本。
衣服も自作した。
糸は羊の毛。
自分で布を織り、服を仕立てる。
これは女の仕事だった。
制作には手間がかかるため、布は必要最低限。
上着は着たきりで、汗、泥による悪臭は薪で燻していた。
【ジャーキン】
袖付き、腰下丈、上着。
ダブレットの上に着る。
毛織物。
15世紀頃から使用され、後に労働者階級に広まる。
【ホーズ】
ズボン。
筒状に加工した布を左右の足、それぞれに通す。
端はダブレットやチュニックの裾に紐留めした。
【くつ】
木靴(クロッグ)
靴が水を吸い、足が冷えるのを防ぐ。
柳の木を使用。
出典∶コスチューム 中世衣装カタログ 新紀元社