今日は東京文化会館で行われた、「波の会日本歌曲振興会」の『新作歌曲の夕べ』へ行きました。
私が以前お世話になった作曲家の吉本隆行先生が、『無花果』という新作を発表されると言うことで、とても楽しみにして行きました。
今年の夏に逝去された作詞家の西岡光秋先生の詩に作曲したものでした。
現実の世界と空の上の間のような世界観で、オレンジ色、サーモン色、薄白い色、薄水色が重なりあったような色彩を持ち、かなしみと寂しさとなつかしさとやはり寂しさとか入り混じったような幻想的な曲でした。
中間部分はドビュッシー和風味にも感じました。
歌手では、大好きな桑田葉子先生、秋山恵美子先生が出て、とてもうれしかったです。
梶山明美さんや斉藤京子さんの歌もすてきでした。
本宮寛子先生の『落葉松』は圧巻…☆
鳥肌です!