昨日、夜に近所に買い物に行ったときに、公園の桜が暗闇の中で白く浮き立って、とても優麗でした
池にちょうちんの光が映って、ひと気のない公園は、誰もいない村祭りみたいで不思議な雰囲気でした
昨夜、テレビがついていたら、なんのCMだったか、俳優さんの歌声で、『さくらさくら』の歌が使われていました
この歌はとても日本らしい、雅な世界観を持つ小さな曲です。
そしたら、このCMで聞こえてきた歌の歌詞は、旧歌詞だった。
たいがい、よく歌われる歌詞は、一般的な教科書にも載っている、新歌詞なので、ちょっと意外だった。
旧歌詞
さくら さくら
やよいの空は
見わたす限り
かすみか雲か
匂いぞ出ずる
いざや いざや
見にゆかん
新歌詞
さくら さくら
野山も里も
見わたす限り
かすみか雲か
朝日ににおう
さくら さくら
花ざかり
新歌詞は、昭和16年に改められたもの
平井康三郎が作曲した、幻想曲『さくらさくら』というピアノ曲がある。
子供のころに弾いて、シンプルな『さくらさくら』とは全然違った、めくるめくロマンチックな世界に圧倒された。
曲の中間部から終わりにかけて、太鼓を表現した部分が出てくる。
左手のメロディーは、5度や、1度など、単純な和音の組み合わせなのに、太鼓の雰囲気がでている。
躍動的なさくらさくらで、魅力的なので、聴いてみてください
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