三重県の民謡『鈴鹿馬小唄』

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坂は照る照る

鈴鹿はくもる

ハイハイ

あいの土山（つちやま）

雨が降る

ハイハイ

馬は戻んだに（いんだに）

おぬしは見えぬ

ハイハイ

関の小万（こまん）が

とめたやら

ハイハイ

与作おもえば

照る日もくもる

ハイハイ

関の小万の

なみだ雨

ハイハイ

馬がものいうた

鈴鹿の関で

ハイハイ

娘女郎（むすめじょろ）なら

乗しょというた

ハイハイ

関の小万は

亀山がよい

ハイハイ

月に雪駄（せった）が25足

ハイハイ

関の小万の

米炊す（かす）音は

ハイハイ

一里聞こえて

二里響く

ハイハイ

明治村　三重県庁舎

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福井県の民謡『芦原節』あわらぶし

花の

（ちょいとな　ちょい　ちょい）

しずくか

芦原のいで湯

（ちょい　ちょい）

すいた同士が　さくら色

ほんとうれしいわね

（ちょい　ちょい）

夜叉で

（ちょいとな　ちょい　ちょい）

夜の叉で

夜の叉で

夜叉で

（ちょい　ちょい）

夜叉で夜の叉で

こちゃ知らぬ

ほんとこちゃ知らぬ

（ちょい　ちょい）

銀の鏡か

（ちょいとな　ちょい　ちょい）

芦原のいで湯

（ちょい　ちょい）

深い情けの　色くらべ

ほんとうれしいわね

（ちょい　ちょい）

一人生まれて

（ちょいとな　ちょい　ちょい）

一人で死ぬに

（ちょい　ちょい）

なぜに一人じゃ　暮らされぬ

ほんと暮らされぬ

（ちょい　ちょい）

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北海道の民謡『江差甚句』えさしじんく

（さぁ　どっこいしょ）

江差船頭衆の

どこようて　ほれた

（さぁ　どっこいしょ）

潮で磨いた

(ちょいと)男ぶり

（さぁ　どっこいしょ）

沖を行くのは

ありゃ　どこの船

声をかけたや

かもめ島

（さぁ　どっこいしょ）

あれは奥尻

大島小島

うかぶ白帆が

なつかしや

（さぁ　どっこいしょ）

恋の重荷を

かわさき船に

のせちゃ櫓櫂（ろかい）が

ままならぬ

（さぁ　どっこいしょ）

雪が積もれば

未練もつもる

別れ湯けむり

五厘沢(ごりんさわ)

（さぁ　どっこいしょ）

江差なまりで

甚句をうたう

かわいいあのこの

たばね髮

（さぁ　どっこいしょ）

函館山

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宮城県民謡『さんさ時雨』

さんさ時雨か

茅野の雨か

音もせできて

濡れかかる

ションガイナ

（ハア　めでたい　めでたい）

さんさ振れ振れ

五尺の袖を

今宵振らずば

いつの世に

ションガイナ

（ハア　めでたい　めでたい）

この家座敷は

めでたい座敷

鶴と亀とが

舞い遊ぶ

ションガイナ

（ハア　めでたい　めでたい）

キジのめんどり

小松の下で

夫（つま）を呼ぶ声

千代千代と

ションガイナ

（ハア　めでたい　めでたい）

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祝歌

旧仙台藩の領内である宮城県全部

岩手県一関

水沢地方

福島県北部

会津

山形県米沢地方

祝宴の折、正座して、手拍子を打って、斉唱する。

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「さんさ 」とは

　　↓

俗謡や民謡のはやしことば。 

瑞鳳殿 [日本 / 宮城]

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秋田節

秋田節【秋田】




おらが秋田は 美人の出どこ


お米にお酒 秋田杉


それに名のある おばこ節


こけし人形に 蕗みやげ


ハ イヤサカ サッサー




雄物川をば 流れる筏（いかだ）


桜や石油の やぐらみて


土崎港に どんと着きゃ


あの娘の お酌で 上り酒


ハ イヤサカ サッサー






俺らも行きたい 男鹿島めぐり


八郎潟をば 右にみて


かわいいおばこの 船にのり


行けばかもめも 波枕


ハ イヤサカ サッサー