今度、歌おうと思っている中に、モーツアルトの歌曲「すみれ」という曲があります。
K476で、1785年、ウイーンで作られました。
この曲はモーツァルトの唯一のゲーテ歌曲です。
原詩は、ゲーテ(1749-1832)のジングシュピール「エルヴィーンとエルミーレ」に出てくるバラードで、モーツァルトはこの「すみれ」を発見し、ゲーテの作品とは知らずに作曲したそうです。
全体的に音楽も劇のような進行なんですが、内容がコントみたいだなあ、とちょっと思ったり。
すみれはゲーテ自身とも言われています。
最後の歌詞、哀れなすみれ、はゲーテは書いていなくて、モーツアルトが付け加えたという説もあるそうです。
すみれはこんな内容です。以下引用です。
すみれがひとつ牧場に咲いていた。
かわいらしいすみれだった。
すると羊飼の娘が楽しそうに歌いながら牧場にやってきた。
すみれは、娘の手に摘まれ、ほんの少しでも胸にさしてもらえたらと望んだが、娘はすみれに目もくれず、踏みつけてしまった。
すみれは死んだが、娘に踏まれて死んだことをうれしいと思った。
哀れなすみれ。
すみれ、あんまりな最後です。
ストーリーがハッピーエンドだったらモーツアルトはどんな音楽をつけたでしょうか。
K476で、1785年、ウイーンで作られました。
この曲はモーツァルトの唯一のゲーテ歌曲です。
原詩は、ゲーテ(1749-1832)のジングシュピール「エルヴィーンとエルミーレ」に出てくるバラードで、モーツァルトはこの「すみれ」を発見し、ゲーテの作品とは知らずに作曲したそうです。
全体的に音楽も劇のような進行なんですが、内容がコントみたいだなあ、とちょっと思ったり。
すみれはゲーテ自身とも言われています。
最後の歌詞、哀れなすみれ、はゲーテは書いていなくて、モーツアルトが付け加えたという説もあるそうです。
すみれはこんな内容です。以下引用です。
すみれがひとつ牧場に咲いていた。
かわいらしいすみれだった。
すると羊飼の娘が楽しそうに歌いながら牧場にやってきた。
すみれは、娘の手に摘まれ、ほんの少しでも胸にさしてもらえたらと望んだが、娘はすみれに目もくれず、踏みつけてしまった。
すみれは死んだが、娘に踏まれて死んだことをうれしいと思った。
哀れなすみれ。
すみれ、あんまりな最後です。
ストーリーがハッピーエンドだったらモーツアルトはどんな音楽をつけたでしょうか。