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ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

国交省・「建築・都市のDX」の現在地と将来像 講演メモ

2025-01-30 | 『情報について』
国交省の『建築・都市のDX 現在地と将来像』の講演は

国土交通省
政策統括官付地理空間情報課地理空間情報活用推進官 米倉 大悟氏

国土交通省
住宅局参事官付建築デジタル推進官
藤原 健二氏

国土交通省
不動産・建設経済局不動産市場整備課課長補佐
片田 一真氏

国土交通省
都市局国際・デジタル政策課企画専門官
十川 優香氏

により、行われました。

✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿

キーワードのメモを書きます。

【建築BIM】
建物ごと
分析精度向上
マンション景観
容積率
都市計画
地下の再現
地下埋設物
ドローン配送
BIM活用
いいものがむだなく、早く
建物にも価値がある
高品質高性能
設計者と施主合意
建物にもデータにも価値がある
社会資産として建築物価値の増大
普及対策
建築確認できるようにする
2D図面審査
2026春BIM図面審査予定
2029春BIMデータ審査予定
nativeBIMからIFCデータに変える
nativeから従来の平面等図面に変える
整合性
精度確認不要になる
確認申請時間短縮
3次元モデルを使う

【PLATEAUについて】
まちづくりDX
都市空間可視化
communityツール
形状属性
意味情報がある
3DcityGML
いろいろなまちづくりソリューションが様々な地域で
自治体向け、民間向け 
3Dにすることにより、可視化した地域情報を自治体、住民が知ることができる
既存ツールでも活用することができる
開発許可制度をデジタル化、効率化
自治体の開発
市民参加型景観整備合意形成
プラトーにより可視化するイメージ共有
プラトーはオープン
個人民間事業者もフリーにダウンロード可能
メタバースコンテンツに活かす
地域ポテンシャルを可視化する
損害保険支払い作業
地震被害算出
モビリティ不動産にも活用
6年目活用裾野を広げる
民間事業者へのソリューションを広げる
2027試験運用開始予定
国際展開海外に対して競争力のあるものを目指す

【不動産ID】
不動産、空き家、災害対応
表記ゆれを避ける
不動産の連携を阻害していた
番号割り振りにより
同じ住所建物
不動産業効率化
不動産登記ベースむり→日本郵便データベースで進める
災害対応
自治体が損害確認損害保険会社と結果連携
建物都市分野DXを深化させ広く国民に浸透させる
日本郵便データ
ひとつの住所に複数の住居の場合
桁数
チェックデジットがない
コード体系
最終的に決定する

【プロジェクトプラトー】
いろいろな自治体、民間事業者、アカデミア、社会実装を進める
事実的に回すには、整備都市数
プラトー現状200から250
2027までに500都市に作って欲しい
自律的データエコシステム
民間での活用が進むかが鍵
データ重い、3次元データ高速に技術改良
データ整備コストモデル生成自動化コストダウン

BIMデータとプラトーデータ
データ繋げる難しさの問題
データとデータの結合の難しさ
産学官の知見を合わせて取り組む必要がある
実証実験を公開し力を借りる
研究者、アカデミア、コミュニティを作りまわしていく


建築物データの定義
建築物とはなにか
データが重いと使いこなせない
施工関係データユースケース
民間の建物が多くプライバシーの問題
公開非公開整備
システム課題



以上です

下記より講演内容わかります



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日刊工業新聞社4展示 ビッグサイト

2025-01-30 | 『情報について』
今日はビッグサイトへ行きました。
日刊工業新聞社の四展示合同展がありました
「防災産業展」「グリーンインフラ産業展」「国際宇宙産業展ISIEX」「Geo spatial空間EXPO」です。
国交省の『建築・都市のDX 現在地と将来像』、『新たな標高基準と3次元地図への期待』、『フランスの宇宙政策と宇宙産業最新動向』講演を聞きました。
アジア航測株式会社さん、情報処理推進機構さん、北海道大樹町役場企画商工課航空宇宙推進室さん、株式会社キメラ航空宇宙事業部さん、フォレストデジタル株式会社さんとは、深くお話ができました。










































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【イタリア食品】地理的表示保護制度

2024-12-14 | 『情報について』
イタリア大使館貿易促進部の資料をいただき、面白かったのでご紹介します。
以下、資料より

欧州連合には地理的表示を保護する制度がいくつかある。
そのなかでも、DOP、IGP、STGはよく知られている→多種多様な農産物を広く市場に流通させ、製品名を誤用・盗用から護る制度。

【DOP】→『Denominazione di Origine Protetta』
原産地呼称保護
特定の地域で栽培・飼育・収穫された農産物が加工を経て製品となる際に、すべての工程がその特定地域で行われたことを示す。  


【IGP】→『Indicazione Geografica Protetta』
地理表示保護
特定地域で栽培・飼育・収穫された農産物が加工を経て製品となる際に、少なくとも一つの工程がその特定地域で行われたことを示す。

【STG】→『Specialita Tradizionale Garantita』
伝統特産品保証
産地は限定されない。
伝統的原材料、加工法で作られた製品であることを示す。

【Formaggi チーズ 54品目】
※原料となる乳は、牛、羊、山羊、水牛
※リコッタは厳密にはチーズではないが当ガイドではチーズとする
リコッタは凝乳から分離した乳清を再加熱して作られる

アジアーゴ
ビット
ブラ
ブッラータ・ディ・アンドリア
カチョカヴァッロ・シラーノ
カネストラート・ディ・モリテルノ
カネストラート・プリエーゼ
カザテッラ・トレヴィジアーナ
カショッタ・ドゥルビーノ
カステルマーニョ
フィオーレ・サルド
フォンティーナ
フオルマッジェッラ・デル・ルイネーゼ
フオルマッジョ・ディ・フォッサ・ソリアーノ
フォルマイ・ムット・デッラルタ・ブレンバーナ
ゴルゴンゾーラ
グラーナ・パダーノ
モンタジオ
モンテ・ヴェロネーゼ
モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ
モッツァレッラ
ムラッツァーノ
ノストラーノ・ヴァルトロンピア
パルミジャーノ・レッジャーノ
ペコリーノ・クロトネーゼ
ペコリーノ・デッレ・バルツェ・ヴォルテッラーネ
ペコリーノ・ディ・ファリアーノ
ペコリーノ・サルド
ペコリーノ・シチリアーノ
ペコリーノ・トスカーノ
ピアチェンティーヌ・エンネーゼ
ピアーヴェ
プロヴォローネ・デル・モナコ
プロヴォローネ・ヴァルパダーナ
プッツォーネ・ディ・モエーナ
クアルティローロ・ロンバルド
ラグザーノ
ラスケーラ
リコッタ・ディ・ブーファラ・カンパーナ
リコッタ・ロマーナ
ロビオラ・ディ・ロッカヴェラーノ
サルヴァ・クレマスコ
シルテル
スプレッサ・デッレ・ジュディカーリエ
スクアックエローネ・ディ・ロマーニャ
ステルヴィオ
ストラキトゥント
タレッジョ
トーマ・ピエモンテーゼ
ヴァッレ・グオスタ・フロマーゾ
ヴァルテッリーナ・カゼーラ
ヴァステッダ・デッラ・ヴァッレ・ベリーチェ

【Ortofrutta 、Cereali 青果穀物 110品目】
ポレジーレ産白にんにく
ヴォギエーラ産にんにく
モデナ産アマレーナジャム
レッジャーノ産すいか
ガルガーノ産オレンジ
リーベラ産オレンジ
シチリア産ブラッドオレンジ
バッサーノ産ホワイトアスパラガス
チマドルモ産ホワイトアスパラガス
バドエーレ産アスパラガス
カンテッロ産アスパラガス
アルテド産グリーンアスパラガス
ジェノバ産バジリコ
プロヴァーダ(かぶ漬物)
パンテッレリア産ケッパー 
ブリンディジ産アーティチョーク 
パエストゥム産アーティチョーク
ラツィオ産ロマネスコ種アーティチョーク
サルデーニャ産スピノーゾ種アーティチョーク
フチーノ高原産にんじん
イスピカ産新にんじん
クーネオ産くり
モンテ・アミアータ産くり
モンテッラ産くり
ヴァッレラーノ産くり
エトナ産さくらんぼ
マロスティカ産さくらんぼ
ヴィニョーラ産さくらんぼ
マルゲリータ産さくらんぼ
トロペア・カラブリア産赤玉ねぎ
ノチェリーノ産小玉ねぎ
ターラント湾産みかん
カラブリア産みかん
ロトンダ産白インゲン豆
アティーナ産カンネッリーノ種インゲン豆
クーネオ産インゲン豆
ラモン・デッラ・ヴァッラータ・ベッルネーゼ産インゲン豆
サルコーニ産インゲン豆
ソラーナ産インゲン豆
ルニジャーナ産栗粉
ガルファニャーナ産ネッチオ栗粉
ガルファニャーナ産スペルト小麦
モンテネーオ・ディ・スプレート産スペルト小麦
コセンツァ産いちじく
チレント産白いちじく
エトナ産サボテンの実 
サン・コーノ産サボテンの実
ボルゴターロ産ポルチーニ茸
ルージア産レタス菜
ラティーナ産キウイ
ダウニア産ベッラ種オリーブ
カステッルッチョ・ディ・ノルチャ産レンズ豆
アマルフィ海岸産レモン 
ロッカ・インペリアーレ産レモン
シラクーサ産レモン
ソッレント産レモン
ガルガーノ産フェンミネッロ種レモン
メッシーナ産インテルドナート種レモン
ムジェッロ産栗
スーザ渓谷産栗
カプレーゼ・ミケランジェロ産栗
カステル・デル・リオ産栗
コンバイ産栗
ロッカダースピデ産栗
サン・ゼノ産栗
モンフェネラ産栗
アルト・アディジェ産りんご
ヴァルテッリーナ産りんご
クーネオ産赤りんご
ヴァル・ディ・ノン産りんご
カンパーニア産りんご
ロトンダ産赤茄子
マントヴァ産メロン
ピエモンテ産ヘーゼルナッツ
ジッフォーニ産ヘーゼルナッツ
ローマ産ヘーゼルナッツ
ベリーチェ産ノーチェッラーラ種オリーブ
ピチェーノ産アスコラーナ・オリーブ
ガエタ産オリーブ
フチーノ産じゃがいも
アルト・ヴァテルベーゼ産新じゃがいも
シーラ産じゃがいも
ボローニャ産じゃがいも
ガラティーナ産新じゃがいも
コルフィオート産紅じゃがいも
ポンテコルヴォ産ピーマン
シエナ産ピーマン
エミリア・ロマーニャ産梨
マントヴァ産梨
レオンフォルテ産桃
ヴェローナ産桃
ロマーニャ産ネクタリン
ヴィボーナ産桃
ブロンテ産ピスタチオ
ヴェスヴィオ産ピエンノーロミニトマト
パキーノ産トマト
アグロ・サルネーゼ・ノチェリーノ産サンマルツァーノトマト
キオッジャ産チコリ
ヴェローナ産チコリ
トレヴィーゾ産赤チコリ
カステルフランコ産変わりチコリ
ポー川デルタ産米
ビエッラ・ヴェルチェッリ産バラッジヤ米
ナノ・ヴィアローネ・ヴェロネーゼ米
ロマーニャ産エシャロット
スペルロンガ産ホワイトセロリ
ドロ産すもも
カニカッティ産ぶどう
マッツァローネ産ぶどう
プーリア産ぶどう

【香辛料・調味料・嗜好品】
モデナ産バルサミコ酢
モデナ産伝統的バルサミコ酢
レッジョ・エミリア産伝統的バルサミコ酢
レッジョ・カラブリア産ベルガモットエッセンシャルオイル
カラブリア産甘草
トラーパニ産海塩
ラクイラ産サフラン
サン・ジミニャーノ産サフラン
サルデーニャ産サフラン
ルニジャーナ産はちみつ
ドロミティ・ベッルーノ産はちみつ
ヴァレーゼ産はちみつ


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
その他
【Salumi サルーミ 41品目】
サルーミ→塩漬けして、自然乾燥や燻製を行った食肉加工品全般。
塩を意味するサーレから。
豚、牛、イノシシ、ガチョウ

【Olio di oliva オリーブオイル 46品目】
化学的処理を行わない。
圧搾や遠心分離により果実から油を抽出。

【Altri その他 42品目】
生肉、魚介、香辛料、調味料、嗜好品、パン、焼き菓子、パスタ





※この資料について
2017年9月までにDOP、IGP、STG認定を受けた293のイタリア食品について扱っている。








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鳩、おまえはすごい

2024-12-11 | 『情報について』
シャワーを浴びていたら、憧れているものの記憶が蘇り、鳩を思い出しました。

第一次世界大戦下のフランスが舞台の、ある小説のなかで、伝書鳩が活躍したのです。

現在(いや、古代からだよ)、戦争は情報戦争になっており、使用される武器も非常に高度で、人でなくドローンに役割を担ってもらったりしています。

ただの鳥ですよ! 
それは事件です。
以下、ウィキペディア。


【伝書鳩】(でんしょばと、英語:homing pigeon、carrier pigeon)または伝書バトとは、鳩の仲間であるカワラバトの帰巣本能を利用し遠隔地にメッセージを送る通信手段として使用するため、方向感覚に優れ、長距離の飛行に耐えるように品種改良された飼い鳩のことをいう。
第2次世界大戦直後までは軍事上の通信に多用されたため軍用鳩とも呼ばれていたが、その後の有線および無線による通信技術の発達などにより次第に実用上の役割を失っていった。
新聞社による写真フィルムの運搬や、家畜の人工授精のための精液の輸送などに最後まで利用されたが、共に1960年代半ばには廃止されている。
現在では主に愛好家による競技用のレース鳩(英語:racing pigeon)として飼育されている。

伝書鳩は、長年に及ぶ品種改良の結果、飛翔能力と帰巣本能が優れ、1000キロメートル以上離れた地点から巣に戻ることができるといわれる。
比較実験の結果、野生のドバトの帰還可能範囲は数十キロメートル以下とされる。
使い方としては、遠隔地へ伝書鳩を輸送し、脚に通信文を入れた小さな筒(現在ではアルミ製が多い)を付けて放鳩(ほうきゅう)する。
飼育されている鳩舎に戻ってきたところで通信文を受け取る。
通信文だけでなく、伝書鳩が持てるような小さな荷物を運ぶこともあり、その場合は背中に持たせることも多かった。
特に僻地医療で血清や薬品等の運び手として重要な役を担った。
伝書鳩が迷って戻れなくなったり、猛禽類などに襲われて飛行不能・未帰還に終わることもあったため、通信目的を確実に果たせるよう、同じ通信文を複数の伝書鳩に持たせて放されることも多かった。
伝書鳩は上述の通り1000 km以上離れた地点から戻ることができるが、通常は200キロメートル以内の通信・運搬等に使われた。

電気が必要ない、フィルムや薬品・血清・家畜の精子等、軽量な物資を素早く運搬できるなど、無線通信などに比べて利点もあるため、通信用をはじめ、軍事用(伝令や偵察)・報道用(主に新聞社や通信社)・医療用・畜産用等の通信ならび運搬手段として1960年代ごろまで広く使われたが、近年は交通や通信手段の発達によってその役目を終え、現在では実際に物資の運搬に使われることは稀である。
呼称も伝書鳩からレース鳩へ移り、主にスポーツとして開催される鳩レース(英語版)へ参加するため、愛好家が品種改良や訓練を行っている。農林水産省が統轄する使役動物に指定されており、脚環の装着と所有権登録、迷い鳩の引き取り、ワクチンの接種などが義務化されている。

あくまで帰巣本能を利用したものであり、一度飛ばした鳩は自分の巣に帰るだけなので、往復通信を行うためには双方に鳩舎が必要であり、あらかじめ鳩を輸送しておかなければならないため通信を行える回数に制限がある。
1羽の鳩は1つの目標にしか対応しないため、通信先が複数ある場合はその数だけ鳩を用意しなければならない。
移動目標に向かって伝書鳩を送ることは出来ないため、船舶から陸上へ飛ばすことは出来ても、陸上から船舶へは送れない。
ただし、特殊な例として「往復鳩」と、戦時中の日本軍の「移動鳩」の存在がある。
「往復鳩」は、2つの地点の鳩舎を往復するもので、寝場所とエサ場の棲み分けによって現在でも訓練できる。
一方「移動鳩」は、戦場において、移動式の鳩舎を探して鳩が帰ってくるもので、放鳩後に原隊が移動しても、訓練された軍用移動鳩は移動先へ帰巣することができた。
その実態や訓練法は古い書籍で見ることができるが、現在ではその技術やノウハウは失われている。

【歴史】
伝書鳩の歴史は非常に古く、紀元前約5000年のシュメールの粘土板にも使用をうかがわせる記述があるという。
確実な記録では紀元前約3000年のエジプトで、漁船が漁況を知らせるために利用していたらしい。
このころのエジプトでは様々な鳥で通信することが試みられたが、人によく馴れて飼いやすく、飛翔能力、帰巣本能に優れるカワラバト(ドバト)が選ばれ定着したらしい。
ただ、この当時ハトは主に食用として飼育されており、伝書鳩としてはあまり広く使われていなかった。
ギリシャのポリス間の通信に使われた。
特に各ポリス代表が参加して行われた競技会の覇者は、鳩の足に赤いリボンを結び付け、故郷への勝利と栄誉の便りとした。ローマ帝国で通信手段として広く使われ各地に広まった。


【軍用鳩】
軍鳩(ぐんきゅう、英: War pigeon)は、軍隊で使用される鳩。伝書鳩として使われ、無線が普及していない時代の重要な伝達手段だった。
特に帰巣性が強く、方向転換に優れている鳩が使用された。


日本軍の軍鳩部隊(ジョージ・グラントハム・ベイン・コレクション、1922年とされる)

第一次世界大戦が始まると、軍鳩は広範囲にわたって用いられるようになった。
フランス陸軍は軍備増強とともに鳩の小屋を増やしていき、マルヌ会戦が勃発した1914年当時は、72の鳩小屋を保有していた。

一方、米陸軍通信隊はフランスにおいて600羽もの鳩を使っていた。それらの伝書鳩のなかでもシェール・アミ(英語版)と名付けられた鳩は、ヴェルダンの戦いにおいて12通の重要機密書類を運び活躍したとして、フランスとベルギーにおける軍事功労章であるクロワ・ド・ゲール勲章(英語版)を受賞した。
さらにシェールは1918年10月、何者かにより翼を撃ち抜かれたものの重要な伝達を運んでくるというミッションを完遂した。
その伝達はアルゴンヌの戦いにおいてドイツ軍の包囲下(失われた大隊(第一次世界大戦)(英語版))にあった第77歩兵師団の兵員約200名の安否に関わるという重大なものだった。
メッセージを入れたカプセルをつけた足も損傷していたという。
ちなみに当時の軍隊では敵の軍鳩を撃ち落とすために散弾銃が配備されていた。

日本海軍でも大正年間に能登呂 (水上機母艦)により、海上および航空機から放鳥する運用試験が行われていた記録が残る。

【第二次世界大戦以降】
第二次世界大戦のころには、イギリスはすでに25万羽もの軍鳩を使っており、そのうち32羽に、戦争で活躍したかなり高い知能を持つ動物に与えられるディッキンメダルが授与された。そこでイギリスは空軍省(現在の英国防省国防会議空軍委員会)における「鳩部隊」の導入を行い、以後これを保持することを決定した。
そこでイギリスの軍鳩作戦委員会は、伝書鳩の軍需目的での使用について、決定事項を発表した。
以下は、委員長のリー・レイナー(Lea Rayner)が1945年に声明した文章の一部である。

「我々は今、空が安全なときに鳩を的確に運ばせて帰巣させる訓練を行うことができる。例えると、バクテリアをも正確な場所に運ぶことができるような訓練である」
「爆薬や生物兵器の高性能化に応じて、それらの能力について密に調査・究明すべきであると私は考える」
「1000羽の鳩にそれぞれ2オンスずつのカプセル型爆薬を装着しておき、それらが飛び立てば鳩はみな危険物としての扱いとなるだろう」
しかしこの案は委員会にて否決され、結局1948年にイギリス軍が伝書鳩の軍事的使用を中止することを表明した。
またイギリス情報局保安部においてはさらに軍鳩の使用を継続していたが、1950年までに100羽の伝書鳩を一般市民による飼育に委任することとなった。

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【基調講演ワードまとめ】日本企業DX 現在地と経営基盤の本質的連動

2024-12-10 | 『情報について』
2つ目の基調講演、おもしろかったです。
一番驚いたのは、SUBARUの前身が富士重工業(1953年創業)であることは、皆様もご存知だと思いますが、富士重工業の前身が中島飛行機、だということでした。
『中島飛行機株式会社(なかじまひこうき)』
かつて日本の群馬県尾島町にあった。
航空機・航空エンジンメーカー
1917年(大正6年)から1945年(昭和20年)まで存在した日本の航空機・航空エンジンメーカー。
通称は中島(なかじま)。
創業者は中島知久平。



∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
講演ワードメモをランダムに記載します。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
石倉洋子氏(一橋大学名誉教授)
木村隆助氏(㈱商船三井常務執行役員チーフデジタルインフォメーションオフィサー)
辻裕里氏(㈱SUBARU執行役員CIO.IT戦略本部長)



【講演最後石倉氏のまとめのことば】
明日から全く新しいことをやろう(昨日までのことは忘れる)→主旨として、過去を引きずっていると、新しいことへ取り掛かるタイミングが遅れてしまう。
講演冒頭、石倉氏が受講者全員に向かって、実際DXに携わっている人に挙手をもとめたが、過半に満たなかった。



【木村氏】
海運ビジネス→ボーダレスなリード企業へ
歴史がDXを阻む
DXの目的→価値創造、事業創業、情報共有のスピード(ひとりで保有しない)、未来に向けたチェンジリーダー育成(変革人財)
ビジネス深化、安全革新
リアルタイム分析・把握環境
メインフレーム整理
日本の現行の教育がデジタル変革に必要な人財育成を阻んでいる
変革必須→世界と闘うために

※木村氏のお話によると、多くの事業を抱えており、DXが進みやすいものと、歴史が重いものとがあるようでした。
【業種別一覧】
ドライバルク事業
エネルギー事業
製品輸送事業
ウェルビーイングライフ事業
(関連・その他事業)
✿国内
日本栄船株式会社
曳船業
兵庫県神戸市
https://nihon-eisen.co.jp/

グリーン海事株式会社
曳船業
愛知県名古屋市
http://greenk.co.jp/

グリーンシッピング株式会社
曳船業、船舶代理店業、通関事業
福岡県北九州市
http://www.greenship.co.jp/

商船三井テクノトレード株式会社
燃料・潤滑油や舶用商材などの商社事業
東京都中央区
https://www.motech.co.jp/

日本水路図誌株式会社
海図、航海書誌の販売
神奈川県横浜市
https://www.jhchart.co.jp/jp/

MOLマリン&エンジニアリング株式会社
海事コンサルティング事業、ケーブル船事業、船員訓練事業、洋上風力事業、海洋事業
東京都港区
https://www.molmec.com/

MOLシップマネージメント株式会社
船舶管理業(乾貨船)
東京都港区
https://www.mol.co.jp/corporate/group/molship/

商船三井オーシャンエキスパート株式会社
商船三井グループへの船員派遣業、海事代理業
東京都港区
https://www.mol.co.jp/corporate/group/molox/

株式会社MOLシップテック
船舶建造技術の総合コンサルタント業
東京都港区
https://www.molst.co.jp/

商船三井システムズ株式会社
商船三井グループ内の情報システム事業(本社の情報システム部門)
東京都港区
https://www.molis.co.jp/

MOLビジネスサポート株式会社
商船三井グループ内のビジネスサポート事業
東京都港区
https://www.mol.co.jp/corporate/group/mbs/

MOLアカウンティングパートナーズ株式会社
商船三井グループの会計代行業
東京都港区
https://www.mol.co.jp/molaccp/

MOL LNG輸送株式会社
商船三井グループの船舶管理業(LNG船)
東京都港区
https://www.mol.co.jp/corporate/group/mollngj/

✿海外
MAGSAYSAY MOL MARINE INC.
船員配乗管理業
フィリピン
http://magmol.com/

MOL MARITIME(EUROPE) B.V.
船員配乗管理業
オランダ

MOL Manning Service S.A.
船員配乗管理業
パナマ

MOL MARITIME (INDIA) PVT LTD.
船員配乗管理業
インド
https://molmi.info/

MOL TRAINING CENTER (PHILS), INC.
船員の教育・訓練
フィリピン

MOL TRAINING CENTER (EUROPE), LLC.
船員の教育・訓練
モンテネグロ
http://www.azalea-maritime.com/

MOL SHIP MANAGEMENT (SINGAPORE) PTE. LTD.
船舶管理業(乾貨船)
シンガポール
https://www.molship-singapore.com/

MOL TANKSHIP MANAGEMENT PTE. LTD.
船舶管理業(タンカー)
シンガポール
https://www.mol-tankship.com/

MOL TREASURY MANAGEMENT PTE. LTD.
シンガポールにおける金融子会社
シンガポール

MOL INFORMATION TECHNOLOGY ASIA LTD.
商船三井グループ内の情報システム事業(本社の情報システム部門)
香港
https://www.mol-it.com/

MOL INFORMATION TECHNOLOGY INDIA PVT. LTD.
商船三井グループ内の情報システム事業(本社の情報システム部門)
インド
https://www.mol-it.com/

MOL LNG SHIP MANAGEMENT HONG KONG LIMITED
商船三井グループの船舶管理業(LNG船)
香港

MOL LNG SHIP MANAGEMENT PTE. LTD.
商船三井グループの船舶管理業(LNG船)
シンガポール

MOL LNG TRANSPORT (EUROPE) LTD.
商船三井グループの船舶管理業(LNG船)
英国

MOL NIPPON INDIA SHIP MANAGEMENT PRIVATE LIMITED
商船三井グループの船舶管理業(LNG船/LPG船)
インド
https://molnism.com/
✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥

【辻氏】
本業への集中
顧客へ安定した価値の提供
Fit to standard
(歴史+匠の業)+スピード、軽さ
安心、楽しさ
最短コースの提案ではなく、楽しい道の提案→アプリは他社製の車も使えるようにしている
車はコンサバ
全社員スマートエンプロイ
トリプルハーフ(調査分析時間、部品点数、もうひとつ忘れました)
集中購買、包括契約
ITアカデミー設立
生成AI活用、ツール作成
他メーカーの仕組みを取り入れる
オフショアと組む→スピードがある

以下、ウィキペディア
【株式会社商船三井】
日本の海運会社
株式会社商船三井(しょうせんみつい、Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.)は、東京都港区虎ノ門に本店を置く、三井グループの大手海運会社である。
東証プライム上場。
略称はMOL(エム・オー・エル)。
日経平均株価、TOPIX Large70、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。
【設立】
1942年(昭和17年)12月28日
(三井船舶株式会社)
【業種】海運業
【事業内容】
海上輸送
旅客輸送ほか
【代表者】
橋本剛(代表取締役 社長執行役員)
田中利明(代表取締役 副社長執行役員)
【資本金】
660億169万7121円
(2024年3月31日現在)
【発行済株式総数】
3億6238万6058株
(2024年3月31日現在)
【売上高】
連結:1兆6279億12百万円
(2024年3月期)
【経常利益】
連結:1031億32百万円
(2024年3月期)
【純利益】
連結:2589億86百万円
(2024年3月期)
【純資産】
連結:2兆2696億82百万円
(2024年3月31日現在)
【総資産】
連結:4兆1205億52百万円
(2024年3月31日現在)
【従業員数】
連結:9,795名
単体:1,243人
(2024年3月31日現在)


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

【株式会社SUBARU】
日本の重工業メーカー
株式会社SUBARU(スバル、英: SUBARU CORPORATION)は、日本の自動車・航空機などを製造する重工業の会社である。
2020年の2月6日からトヨタ自動車株式会社の持分法適用会社となっている。
日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ。

【設立】
1945年(昭和20年)12月27日
(東邦化学株式会社)
【業種】
輸送用機器
【事業内容】
自動車・航空機の製造・整備
産業用機器の製造・整備
【代表者】
大崎篤(代表取締役社長CEO)
早田文昭(代表取締役副社長)
【資本金】
1537億9500万円
(2024年3月末現在)
【発行済株式総数】
7億6917万5000株
(2022年3月末現在)
【売上高】
連結:4兆7029億47百万円
単体:2兆5738億24百万円
(2024年3月期)
【営業利益】
単体:2320億99百万円
(2024年3月期)
【純利益】
連結:3845億70百万円
(2024年3月期)
【総資産】
連結:4兆814億49百万円
(2024年3月末現在)
【従業員数】
連結:37,693人
単体:17,347人
(2024年3月末現在)















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