のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

普段から

2010-08-29 | 『毎日のこと』


今日も日差しが強くて暑かったですね。


今日は必要があって、資格試験を受けに行きました。


今回は傾向を掴みにくく、あまり効果的な勉強ができませんでした。


受験してみると、テキストに書いてあることはもちろんですが、付随事項も多く、やっぱり普段からいろんなことに興味を持って過ごした方がいいな、と思いました。


実際にやってみると、求められている事の全体像がイメージしやすく、今回至らなかった事を今後に活かしたいと、思いました。




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不自由的自由

2010-08-24 | 『毎日のこと』


昼に、建築士の本棚にふらりと立ち寄った。


建築家、安藤忠雄の「自由に生きる」という本があったので、時間の許す限りパラパラとめくった。


日常に馴れ合わず、常識を超えた挑戦を続けることを推奨していた。


自由に生きることは、才能と努力を要する。


大概は、日常に迎合して何か大切なものを犠牲にすれば、生ぬるい安心が手に入る。



だから、無意識に進んで不自由という楽を選択している人も多い。


ついつい、楽に方向に向かってしまう。




近日、若い小説家とメールを交わした。


季節の挨拶程度のはずが、創造のポリシーの話にまで発展した。



作品に影ながら「崇高」を投影していたい、と言う強い意思に、姿勢を正された。



伝統あるものには、いつもルールと形式が存在する。


でも、それらは力強く貫かれた不可侵な精神性を伴って、初めて息づくと、わたしは思います。






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長野コンサート写真

2010-08-07 | 『コンサート』
長野県上田市にある、信州国際音楽村でのコンサートの写真をいただきました

このときは、Putit Azeliaのみなさんと遠足みたいでたのしかったです

ピアノ・編曲は、田仲なつきさん。武蔵野音大卒業。

ヴァイオリンは、山田ひろみさん。洗足学園大学卒業。

フルートは江口理香さん。武蔵野音楽大学卒業。

クラリネットは薗田可奈子さん。東京音楽大学卒業。

みんなで、アンコール最後に、突発的に演奏することになった、メモリーが、とても思い出になりました













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ペール・ギュント

2010-08-07 | 『音楽のはなし』




先日の夜に、家族で、どの国へ行きたいかと話していて、ふとノルウェーが浮かんだ。


そんなことから、夜、ノルウェーの作曲家グリーグの歌曲集を取り出すと、過去にはかなり勉強した時期もあったんだな、と思った。

グリーグの歌曲と言えば、組曲『ペール・ギュント』のなかの一曲である『ソルベイグの歌』や『ソルベイグの子守歌』など、良く知られている。


少し調べてみたら、興味深いエピソードがあったので、ご紹介します。


『ペール・ギュント』は1867年に劇作家イプセンが作ったレーゼドラマです。

レーゼドラマとは、上演を目的としない読まれる脚本形式の文学だそうです。

でも、この作品が上演されることになり、作品の不足を補うために、イプセンがグリーグに作曲を依頼しました。

この音楽は何回も改訂が繰り返されて、1875年に完成したのに、ペータース社から全部のパートが揃って出版されたのは1987年です。

グリーグは、ノルウェーの民族音楽のエッセンスを作品に取り入れていました。

このペール・ギュントのなかの「朝」という曲の冒頭にも、ハーディングフェーレという、ノルウェーの民族楽器が使われているそうです。

ハーディングフェーレは、ヴァイオリンよりやや小型で、4本の演奏弦のほかに、駒と呼ばれる弦と響板の間の、弦を保持し振動を伝える部分に、4~5本の響鳴弦が張られているそうです。




グリーグは従姉妹のソプラノ歌手、ニーナ・ハーゲンルップと結婚し、1867年以降の歌曲はほとんど奥様のために作曲しました。

また、音大で勉強したお兄様のためにチェロの曲を作りました。




では、ペール・ギュントのお話そのものも、おもしろいので、のせます。

あらすじは、以下のようになっています。


落ちぶれた豪農の息子ペール・ギュントは、母と暮らしている夢見がちな男。
かつての恋人イングリを結婚式から奪取して逃亡する。
イングリに飽きると、イングリを捨ててしまう。
その次に、トロルの娘と婚礼寸前まで行くが逃げ出してしまう。
純情な女ソルヴェイと恋に落ちるが、彼女を待たせたまま放浪の旅に出る。
山師のようなことをやって、金を儲けては無一文になったり、精神病院で皇帝になったりした後、老いて帰郷する。
死を意識しながら故郷を散策していると、ボタン職人と出会う。
彼は、天国に行くような大の善人でもなく地獄に行くほどの大悪党でもない「ふつう」の人間をボタンに溶かし込む役割の職人だ。
「末路がボタン」というのだけは御免だと、善悪を問わず自分がふつうではなかったことを証明しようと駆けずり回るが、トロルの王も「やせた男」もそれを証明してくれない。
最後の証人として会ったソルヴェイに、子守唄を歌ってもらいながら、死ぬ。




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役割の中の役割

2010-08-06 | 『毎日のこと』


人それぞれ、家庭だったり、会社だったり、そういったところの構成員であり、なにかしら役割と言うものがある。



具体的な役割であることもあるし、具体的ではない場合もあり、ある時は責任を伴うかもしれない。


それぞれの役割はおそらく理想的な形があるだろう。



でも、本当に大切なことはコミュニティー全体の循環を見通した、役割の中の役割を見出だす事だと思います。

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