のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

怒涛の編曲作業

2024-06-17 | 『音楽のはなし』
完成率32%

がんばります

全部で5曲



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とろける8分の9拍子

2024-01-17 | 『音楽のはなし』
月曜日のピアノレッスン


1時間ずっと

ドビュッシーの『月の光』だった。

8分の9拍子の曲って、他の拍子の曲と比べたら、多くないと思う。


いつまでも続くような、そして、続いてほしい、、、

そんな夜を感じさせる、間。

隙間が多いような、ポッカリとした夜。


レッスンさえ、ずっとずっと続くのではないか、と、勘違いするような、優しい時間。


いま、生きていて、この音色に、この和音に、浸っているの、心地いいな、と、思いました。












Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net
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ホームページが新しくなりました

2023-12-29 | 『音楽のはなし』
ホームページが新しくなりました。
遊びにきてくださいね。
イメージなどはすべて制作者にお任せしました。


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『歓喜の歌』

2023-12-10 | 『音楽のはなし』
ベートーベンの交響曲第9番、第4楽章は独唱と合唱が加わる。


歌詞にはシラーの詩『歓喜に寄す』が用いられ、その主題は『歓喜の歌』と呼ばれます。

ベートーベンが第九を作曲したのは、1822年~1824年で、ベートーベンが52歳から54歳の間だということです。

日本での初演は、1924年、大正13年11月、東京音楽学校奏楽堂で指揮はドイツ人のグスターフ・クローン氏、演奏は同校の関係者でした。


このシラーの詩が素敵です。

・・・・・・・・・・・・・
おお、友よ
この調べではない
もっと快い、喜びに満ちた調べに声を合わせよう。

歓喜よ、美しい神々の火花よ、天上の楽園の乙女よ。
われら情熱に溢れ、崇高な、あなたの聖所に足を踏み入れる。
あなたの奇しき力は時の流れが厳しく切り離したものを、再び結び合わせ、あなたの柔らかい翼のとどまるところ、すべての人々は兄弟となる。


大いなることに成功し、一人の友の友となり、
優しき女性を得た人は、歓喜の声に唱和せよ。
そうだ、この地上で、ただひとつの魂しか自分のものと呼ぶことができない者も。
そして、それをできなかった人は、この集いから泣きながら立ち去れ。

あらゆるものは、自然の乳房から歓喜を飲み、
すべての善人も、すべての悪人も、薔薇の小径をたどる。
自然はわたしたちに接吻と葡萄酒と、死の試練を受けた一人の友を与えた。
虫けらにも快楽が与えられ、天使ケルビムが神のみまえに立つ。

太陽が大空の広壮な平地を飛翔するように、喜ばしく、
兄弟よ、君たちの道を走れ、勝利に向かう勇士のように楽しく。

抱き合え、幾百万の人々よ
この接吻を全世界に
兄弟よ
星空の上に
愛する父なるかみが住んでいるに違いない。


君たちはひれ伏すか、幾百万の人々よ。
創造主を予感するか世界よ。

星空のかなたに創造主を求めよ。
星星の上に、創造主がすんでいるに違いない。












Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net

コメント (4)
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声楽と音声生理学の聖書

2023-12-10 | 『音楽のはなし』
ソルフェージュの学習はピアノ開始時の4歳からしていたものの、
本格的な声楽のレッスンは12歳から開始しました。
中学1年生です。

そのときから、繰り返し読ませてもらった本があります。

株式会社音楽之友社さんが昭和58年に発行した「声楽を志す若人へ『声楽ライブラリー』」全8巻です。

なかでも、下の3巻はなんども繰り返し読みました。

当時、楽界の一線でご活躍だった声楽家、教職者、医学者、評論家、学識経験者の方々が、実践に即したアドバイスを著してくださっています。


全8巻は下記のようなタイトルです。
『技法の基礎を探る』
『歌唱へのアドバイス』
『呼吸と発声』
『レッスン・ノートから』
『声楽を学ぶ人に』
『発声と発音』
『発声のABC』
『声楽練習へのヒント』




また、人間の生身の身体を使った楽器のため、音声生理学の勉強は外せません。

下のいちばん左の『声と言葉の科学』は、1992年入学の国立音楽大学の音声生理学のテキストですが、とても興味深い内容です。


人はひとりひとり、顔のように、異なった形態の声帯を持ちますが、その機能、動き、作り出される音声には一貫性がなく、まるで錬金術のようで、音楽に関係のないすべてのかたを含めて、その声は貴重で、『世界でただ一つの輝き』だと、思わされます。








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