のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

1曲5円

2006-12-09 | 『音楽のはなし』
「箱根八里」 鳥居忱作詞 滝廉太郎作曲

箱根の山は天下の険
函谷関(かんこくかん)も物ならず
万丈(ばんじょう)の山
千仞(せんじん)の谷
前にそびえ後(しりえ)に支う(さそう)
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
昼なお暗き杉の並木
羊腸(ようちょう)の小径は苔滑らか
一夫関(いっぷかん)に当たるや万夫(ばんぷ)も開くなし
天下に旅する剛毅の武士(もののふ)
大刀(だいとう)腰に足駄(あしだ)がけ
八里の岩ね踏み鳴す
かくこそありしか往時の武士



明治34年文部省は「中学唱歌」に載せる作品を公募した。
滝はこの「箱根八里」と「荒城の月」「豊太閤」の3曲を応募して、3曲とも入選した!
賞金は1曲5円。
15円の大金を得て滝は友達にふるまったそうです。
当時の5円はいまのいくらくらいだろう?


この特急もなかなかかわいい色です。今日の箱根行き。


ロマンスカーカフェ、このあいだなかったパンがありました。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なんとかよかったです。 | トップ | 塔守の歌(ゲーテ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

『音楽のはなし』」カテゴリの最新記事