のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

あと今日だけ

2024-12-19 | 『コンサート』
起きて歌詞を頭の中で整理しています。

あと、前奏何小節か、間奏何小節か、繰り返し何回か。 
 

例えば、オペラアリアと呼ばれる独唱曲は移調したり、前奏を変えたりすることは、基本ありません。
作曲家が書いたとおりに歌うことがルールです。  

でも、イタリア歌曲、ドイツ歌曲、フランス歌曲、カンツォーネ(イタリア民謡)のようなものは、自分の声の高さに合わせて移調していいことになっています。

移調楽譜は基本3-4種類の高さのものが売られていますが(高声用、中声用、低声用)、いかなる調性へ移調しても、問題ありません。
多少問題だとすれば、調号が多いとピアニストが弾きづらくなる、という感じでしょうか。


また、編曲されている場合は、前奏や間奏の長さが原曲と異なることがあります。

よく、『移調』と『転調』はなにが違うのですか?と、言われることがあります。

移調は、曲全体を原調から別の調性にまるまる変えることです。

転調は、曲の一部等に、別の調性を関与させることです。

今日の課題としては、歌詞の内容にどんな音色を盛り込むかよく考えること。

また、ブレス位置を間違えずに、声を有効に使うことの確認。

当然、歌詞の確認。


あと、夜はピアノ曲を練習して、声はあまり使わないようにします。


では、皆さんも良い一日をお過ごしください。




追記


実は、今回のコンサートは、クリスマスコンサートということ以外に、自分として目的があります。

その試行にどこまでアプローチできるかな、と、思っており、成果が感じられるようにやりたいと思います。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Kバレエでもらった綺麗なもの | トップ | 狩猟はメジャー? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

『コンサート』」カテゴリの最新記事