本日8月26日は篠原地区センターで活動しました。
映画になって話題のバービー人形ですが、なんと首が取れて持ち込まれました、また、お約束通り、2台のプラレールもきました。そして、10月のハロウィーン用だと思うのですが、ドラキュラの人形もありました。
この日、なんといってもおもちゃとしてびっくりしたし、治すのに苦労したのが、このロボザウルス。
外国製のおもちゃらしく、恐竜のようなロボットラジコンです。リモコンで前後に歩かせたり、首や体を動かします。拍手をすると音も認識していました。なかなか迫力ある顔をしています。
故障内容は歩かなくなってしまったとのこと。まず、電池を調べてみると6本中、3本が使えません。これは電池を入れ替えて終了かと思ったのですが、見事にハマりました。電池を入れ替えても、うまく歩きません。調べていると、右足は動くのですが左足が動かないことに気がつきました。
まずはリモコンから調べてみます。リモコンの接点はピンセットでショートすると、ロボザウルスが反応しています。リモコンではないようです。
結構、内部構造が難しそうなので、分解するのに躊躇しましたが、開けるしかないようです。ロボ君には手術台に乗ってもらい、両足のカバーから外しました。
すると足を前後に動かすためについている位置検出センサーが断線していました。これだけ、見事に体を動かすのですから、リード線はもっとしなやかなものがいいのですが、メーカは結構硬いリードせんを使っていました。なぜか、動いている右足も断線していました。両足の断線を直しましたが、やはり左足は動きません。
左足モータに直接外部電源を繋ぐと、モータは正常に動いています。モーターのピニオンギヤ割れなら、モータユニットを開けねばなりません。色々動かしていると、左足が動く時がありました。そしてようやく、原因を見つけました。
モータのリード線が歩く度に動くので断線したようです。ここを治して、組み上げるとロボザウルスは復活しました(動画はこちら:歩くロボザウルス、吠えるロボザウルス)。
だんだんおもちゃが高度になって、直すのも大変になってきた気がする修理でした。